2024年12月02日

8分19秒

こんにちは。
少しずつ寒くなってきました。
もう師走です。

1年は早い。

20代の頃に年輩の方に「歳を取ると時間が早い」と言われたことがあります。

その時は全く分からなかったが、今更ながら「確かにそうだ」と感じますね。


先にユニクロの話。

柳井さんが、ユニクロは新疆の物を使っていないと発言した。

これは世界的には「そうか」という内容だったけど、これが中国で大問題に発展している。

イギリス公共放送・BBCは28日、ファーストリテイリング柳井正代表取締役会長兼社長がユニクロ製品に「中国・新疆ウイグル自治区の綿花は使っていない」と発言したと報じました。中国ではSNS上で不買運動を呼びかけるなど批判の声があがっています。
柳井会長はこれまで、新疆産の綿花をめぐる問題について「政治的な質問にはノーコメント」としていましたが、今回初めて新疆産の綿花を使っていないことを明言した形です。この発言に対し、中国のSNS上では、「もう買わない」「ユニクロは倒産しろ」「中国市場から出ていけ」など、非難するコメントが殺到していて、関連記事の閲覧数はすでに1億回に達しています。
※結局どちらの発言をしても非難されるのです。
中国ユニクロはこれから大変になるでしょう。


中国内部で大規模な「金鉱床」が発見されたという記事が出ていた。

その埋蔵量1000トンという。
そして1トンあたりの金の含有量は100gを超えるという。

ただ、これはあまりにおかしな話です。

まずはその鉱床の深さ。

約2000メートルの深さ。

それほどの深さの鉱床を発掘する技術を中国は持っていない。

また金の含有量に関しては、世界有数の菱刈鉱山でも、現在は26gくらいと言われており、他では4〜5gでも優秀といわれています。

色々合わせてみても、これは「金鉱床が見つかった」だけの話だと思うし。
他にも金鉱山は存在しているのだから、あくまで国民に希望を持たせる為の記事だと思います。

中国の金(ゴールド)にはくれぐれも手を出さない様に。

せて「8分19秒」ですが、これは太陽から地球に光が届く時間です。

また太陽内部の核融合ででた光が、太陽表面に出るまでには数万年以上かかると言われている。

今あなたが見ている太陽は、残像です。

本当の太陽は先に進んでいます。

まあ全く困りませんが。

ではでは

スクラップマスター南
posted by スクラップマスター at 12:41| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年12月01日

中国製 偽ゴールド

こんにちは。
「金(ゴールド)」が高いですね。

ゴールド価格推移。

IMG_6586.png

これは当然ながら「有事の金」資産、という考えもありますが、別の見方をすれば、各国通貨のインフレも大きく影響しています。

アメリカドルも中国元も年々安くなっています。

こらは通貨の供給量が増え続けているためです。

こちらはアメリカドル。

IMG_6587.png

こちらは中国元。

IMG_6588.png

更に「為替」の問題もあります。

日本円は約1ドル150円。
もし1ドル100円になれば、1/3の価格になります。

それでも「金」は人々を魅了してやまない。

特に中華圏の人は大好き。

でも食品他、中国の偽造は遥か昔から存在します。

20年ほど前に流行っていたのは、インゴットの中に「タングステン」を入れたもの。

これは見ただけでいかにも怪しいというものでした。

日本製のインゴットを見ている人は、多分騙されない。

中国人が狙っているのは、同じ中国人です。

「中国見聞」の動画で詳しくだしていましたので、その手口を紹介します。

IMG_6580.png

IMG_6579.png

IMG_6581.png

最近の流行りだといいます。

特に3番目は金属分析器が無い限り分からないと思う。

中国製には「ご注意」です。

詳しい動画はこちら。


ではでは

スクラップマスター南


posted by スクラップマスター at 10:53| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年11月29日

車載電池向け電解銅箔メーカー、日本電解(株)(茨城)が民事再生、今年初めての上場企業倒産

こんにちは。
銅箔で有名な「日本電解」が倒産。

昔、銅を納めていました。

いやあ時代の流れは早いですね。

軽薄短小にドンドンなっていくから、それも原因だろう。


このような記事がありました。

※材料技術

住友金属鉱山は、「第15回 高機能素材Week」で、開発品として「微粒銅粉」と「金属錯体導電性ペースト」を披露した。


住友金属鉱山は、「第15回 高機能素材Week」(2024年10月29〜31日、幕張メッセ)内の「第4回 サステナブル マテリアル展」に出展し、開発品として「微粒銅粉」と「金属錯体導電性ペースト」を披露した。


200℃前後で焼結し抗菌性も有す

 微粒銅粉は、湿式法で製造したサイズがサブミクロン〜0.4μmまでの銅紛で、200℃前後で焼結する特性を持つ。「こういった特性を持つため、微粒銅粉は半導体基板の接合材料として近年引き合いを得ている」(住友金属鉱山の説明員)。

IMG_6510.png
なお、昨今はさまざまな企業によりSiC(シリコンカーバイド)やGaN(ガリウムナイトライド)を用いたパワー半導体の開発が加速している。こういったパワー半導体では高い放熱性が求められるため、接合材料としては高い放熱性を持つ銀ナノ粒子などが使用されている。しかし、最近は銀ナノ粒子の価格が上昇しておりコスト面で課題がある。「そこで、200℃で焼結し接合材料として機能する他、放熱性にも優れ焼結時には導電性も持ち銀ナノ粒子よりも安価な微粒銅粉に関心が寄せられている」(住友金属鉱山の説明員)。

さらに、高い耐酸化性により大気下でも容易に扱えることに加え、抗菌特性も優れるため抗ウイルス/防カビ材料としても使える。
(MONOist)より

結局銅の消費量は減るということです。

また最近では太陽光パネル施設で、銅線の盗難対策として「アルミ線」が使われ始めました。

その施設では「ここはアルミ線を使ってます。」
「銅線ではありません」と書かれた看板まで出している。

実際に切断されたが、そのままにされたケースもあるという。

重量は銅の約1/3で、価格も1/5くらいだから面倒くさいのだろう。

アルミの新たな需要ですね。


【オーストラリア】中国鉄鋼輸出が急増、豪の鉄鋼事業に打撃

(Yahooニュース)

中国からの鉄鋼輸出の増加が、オーストラリアの中小規模の鉄鋼会社に大きな打撃を与えている――。鉄鋼最大手ブルースコープのバッセラ最高経営責任者(CEO)が年次総会で訴えた。ブルースコープのような大企業は損失を吸収できるとみられるものの、同氏は「小規模鉄鋼事業はわれわれの顧客であり、その事業が危機に陥れば影響が波及する」として警戒感を示した。公共放送ABCが伝えた。 現在、中国国内の住宅市場の低迷を背景に、中国産の安価な鉄鋼が海外に流出している。バッセラ氏は、「中国からの輸出量は1カ月当たり約1,000万トンに上る」と指摘。 オーストラリア鉄鋼協会(ASI)の調査では、鉄鋼製造業者の86%が、安価な輸入鋼材の流入により利益率が下がったと回答している。80%が損益分岐点を下回った状態で操業しているという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cf9279e837e9476a7cfdb4f12117b0ad473edb20



中国は生産を落とせない。

終わるまで作り続ける。



ではでは


スクラップマスター南

posted by スクラップマスター at 10:04| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年11月28日

IRユニバース MIRUのメルマガ

こんにちは。
IRユニバースからメルマガが届きました。

その中の気になる記事をピックアップします。

1.
中国、輸出税の還付を撤廃へ 12月1日から、アルミや銅など 電池は還付率引き下げ
中国財政省は11月15日、ホームページ上で、「アルミニウムや銅の輸出税の還付を撤廃する」と発表した。太陽光発電製品や電池の還付率は現在の13%から9%に引き下げる。税関申告書に記載の輸出日記載で、12月1日付で発効する。

2.
中国が輸出に対する税制優遇を撤廃、LMEアルミニウム価格が急上昇
中国が税還付を撤廃すると発表したことでアLMEルミニウム価格が急上昇した。この措置は、金属の輸出量が500万トン以上に及ぶ対象を含む。発表後、現地15日ロンドンの先物価格は5%余り上昇。3Mは前日比133.0ドル(5.3%)高の2,649.5ドルが終値。

3.
UBC 季節外れの高値相場 自治体入札は史上最高値の300円超――脱炭素への挑戦 皮肉な展開生む!?
UBC(使用済み飲料缶)市況の高値追いが止まらない。国内外企業入り乱れて資源争奪戦の様相を呈しているという。「この時期に1キロ300円超えなんて、どうなっているのか」。業界の事情通も、常識に挑戦するかのような相場展開に目を丸くする。舞台裏を追ってみると、浮かび上がってきたのはCOP(国連気候変動枠組条約締約国会議)の世界。脱炭素に向けた新たな模索が、思わぬ形でスクラップの国際流通市場に波紋を広げた。そんな構図が、おぼろげながらもみえてきた。

4.
アルミ合金&スクラップ市場近況2024#21国産ADC、9月以来の405円−「今後410円が攻防ライン」
国内アルミ合金とアルミスクラップ市況は小幅ながら続伸する展開を見せている。スクラップ市況の指標となるLME相場は下げ基調にあるが、発生薄を映してスクラップは強含みで推移しており、製品の国産ADC も、この原料高と競合する輸入塊が円安により値上がりしたことが材料になり地合いはしっかり。15日現在、国産ADCが11月上旬比、高値5円高の1キロ390‐405円で9月上旬に記録した史上最高値と並んだことになり、スクラップも同比10−15円の幅で値を上げている。製品需要は盛り上がりを欠いたままだが、コストプッシュ型で製品価格が底上げされる流れが続いており、目先、相場の足元が大きく崩れる気配は見えない。



5.
樹脂・ガラス回収にインセンティブ導入へ、経済合理性の懸念も―自動車リサイクルWG
経済産業省の産業構造審議会は14日、自動車リサイクルワーキンググループを開催し、資源回収インセンティブ制度のベースとなる「使用済自動車に係る資源回収インセンティブガイドライン」の最終取りまとめ案を発表した。経済的合理性を懸念する意見もあったが、参加委員から修正案はほぼなかったことから、原案を維持した形で正式に策定となる見込みだ。

6. LIB、EVブームが急速に冷え込んでいる今年。各地でLIB生産やリサイクルのプロジェクトの延期や休止が相次いでいる。

7.
中国経済、不動産悪化止まらず 1-10月、融資激減、製造業の苦境続く・指標一覧
中国国家統計局が11月15日に発表した中国の2024年1-10月の不動産開発投資は、前年同期比10.3%減少と、減少率は1-9月の10.2%から拡大した。中国当局は9月下旬から頭金比率の引き下げなど不動産対向けを含む景気対策を打ち出してきたが効果はまだ表れていない。銀行融資も激減し、製造業の苦境も続いている。

※今回棚町社長に許可を得て出しています。
気になる方はこちらから。



また貴金属弱くなりました。

IMG_6482.png
IMG_6483.png
IMG_6484.png

そして銅。
IMG_6485.png

鉄は変わらず。
IMG_6486.png

11月もあっという間に過ぎてます。

そしてクリスマス、年末、お正月と続きます。

家族、特に子供にとって大事なイベント目白押し。

大事にお過ごし下さいね。


ではでは

スクラップマスター南
posted by スクラップマスター at 12:54| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年11月27日

パネルリサイクル

こんにちは。
環境省、経産省のリサイクルガイドラインです。

環境・経産省、太陽光パネルのリサイクルで負担案提示

環境省と経済産業省は21日、太陽光パネルのリサイクル義務化に向けた制度の概要案を公表した。リサイクルに必要なお金は製造業者や輸入業者が負担する。解体費用は所有者が支払う。

太陽光パネルのリサイクルを巡っては、費用負担の仕組みが論点となっていた。両省の案によると、製造や輸入販売の業者はまず、パネルの製造や輸入のタイミングでリサイクル費用を第三者機関に支払う。太陽光パネルの購入者もあらかじめ解体費用を第三者機関に支払う。

パネルの使用が終わったら、所有者は解体業者に設備を解体してもらう。使ったパネルは再資源化を手掛ける事業者に渡るようにする。解体とリサイクルのお金は第三者機関から所有者に支払われる。

両省が同日の有識者会議の会合で示した。年内に制度の大枠をとりまとめ、2025年の通常国会に関連法案を提出する方針だ。

太陽光パネルは30年代後半に大量廃棄が見込まれる。今のリサイクル業者と将来参入する業者との間で負担が偏らないようにする方法も検討する。

太陽光パネルを巡っては、管理の不全や放置も問題となっている。新しい制度では所有者などの情報を国や自治体、事業者間で共有する仕組みも構築する。


※こちらは今年の8月に出されたもの。

去年は「売電収入から天引きして積み立てる」と言っていた気がする。

ところが今回は「製造や輸入販売の業者はまず、パネルの製造や輸入のタイミングでリサイクル費用を第三者機関に支払う。太陽光パネルの購入者もあらかじめ解体費用を第三者機関に支払う。」

このようになっている。


製造はほとんど中国なので、中国からお金を引っ張るのは無理でしょう。

では輸入販売業者にはどうでしょう。

強制的にやるしかないですね。

そして設置者。

結構な金額を用意しないといけなくなります。

設置者にキチンと説明できるか?疑問ですね。



※水を主成分とし、低温の熱を世界最高の蓄熱密度で蓄える蓄熱材を開発 三菱電機、Science Tokyo


IMG_6480.png

三菱電機は2024年11月14日、東京科学大学(以下、Science Tokyo)と共同で、水を主成分とする感温性の高分子ゲルを利用して、30℃〜60℃の低温の熱を、世界最高の蓄熱密度となる562kJ/Lで蓄えられる蓄熱材を発表した。大気中に廃棄されていた低温排熱の回収/再利用に有効で、化石燃料の消費量削減に貢献する。

排熱の有効活用を図るには、特に80℃以下の低温排熱を高密度(333kJ/L以上)に蓄えられる、安価な材料を用いた蓄熱材が求められている。しかし、一般的に蓄熱密度は、蓄熱温度が低下するほど減少するため、これまでほとんど開発されていなかった。

同社は、独自に開発してきた分子シミュレーション技術を活用し、感温性高分子の組成と構造を検討した。その結果、水を主成分とし、温度で高分子の形が変わり、温めると高分子混雑環境を形成する感温性の高分子ゲルを設計/開発した。

https://engineer.fabcross.jp/archeive/241115_mitsubishielectric.html


いやあ技術の進歩は凄い。

 

何となく「シンプル」になって行く気がします。

それだけ「自然」というものの理解が追いついていないということ。


将来は凄くシンプルな生活が待っているかもしれません。



ではでは


スクラップマスター南

posted by スクラップマスター at 10:13| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする