2020年12月23日

東鐡は1月の製品価格を上げていた。


昨日(22日)に鉄くずと製品価格のズレを記事にした。


そして夜に「特別レポート」の資料を探していたら、
「東鐡1月より製品価格を10000円上げ。」を21日に
発表したことを知った。

僕が15000円位のズレが生じていると書いた後で
知ったので、「知ってから書いたのでは?」と
言われそうですが、本当に知りませんでした。


それは置いといて、東鐡のマーケットコメント(一部)。


「海外においては、中国では依然として鉄鋼需要は旺盛で、
鋼材輸出の前年割れが続いております。
また、鉄鋼需要の回復は、アジア圏はもとより、
欧米諸国にも広がり、更には世界的な【鉄不足】
現象となっています。

コロナ禍からの鉄鋼需要の回復に、供給が追い付かず、
製品の国際市況は大幅に上昇しています。

現在世界中では【鉄不足】となってきている。

これは想定外であり、日本だけでなく世界中の
鉄鋼従事者達は思ってもいなかったことであり、完全に
目測を誤ってしまったといえると思います。

このような急変に対して、世界中が価格体系の見直しの
真っただ中にあり、海外の製品マーケット及び国内外の
原料のマーケットは、ステージが大きく変わってしまっている。

さらに一段上のステージへ上がっていく兆候が出ている。

・・・・・・・・・・・・・・・

「これは想定外」という言葉が気になった。

「非鉄」「プラスチック」などの動きばかり追いかけて
実際の「中国鉄くず輸入」の事実が隠されていたと思った。

僕が中国に結構強いネットワーク持っている社長から
これを聞いたのは、夏以降だったと思う。

多分すぐに記事にしていた。


何でこんな重大な情報が流れてこなかったのか?

疑問です。


ただ、中国向けだけではなく、「輸出向け」として
4万トンも在庫を持った会社も存在する。

仮に仕入れ25000円とすれば、40000×25000円=10億円。

売値を40000円として、40000×40000円=16億円。

差し引き6億円を、半年で稼いだことになる。


これは「情報」を得ていたからだと思います。

流石ですね。


世界中がコロナ対策に追われ、人々の目は「米大統領選」に
くぎ付けの時には「中国」は危機を脱していた。

さらに「パリ協定」による、2050年にカーボンニュートラルで
CO2を差し引きゼロに持って行くと世界中が動き出した。

「石炭を燃やす」ことが「一番ダメ」と言われている。

であれば、中国が「電炉」の比率を上げることは
予想できたはず。

10億トンの数%変わるだけで物凄い量です。

日本から輸出されている年間900万トンでも全く足らない。


逆に「古紙」は昔に戻ってしまった。

知り合いから「大変です((´;ω;`)ウゥゥ)」というような
連絡が入り始めた。


塩ビ管粉砕品に関しては、現在揉めています。

多分ですが、これはOKになるでしょう。

あくまで「多分」ですので。


※コロナの影響は留まることを知らない。
同級生の婆さんの居酒屋も、来年1/11まで休業。

さあどうなっていくのでしょうか。


年末の「特別レポート」は12/28に送ります。
毎月15日前後、月末辺りを予定しております。
(若干の日にちのズレはご愛嬌で)


ではでは・・・

スクラップマスター南

yukimm42@gmail.com




posted by スクラップマスター at 09:42| 資源 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月22日

鉄くずは上がったけど、鉄製品はどうなっている?


東鐡の2019〜2020年のスクラップ価格表を見ていた。

「鉄製品の価格はどうなっているのか?」と気になった。

そこで2019年から2020年12月までのスクラップ価格と
製品「異形棒鋼D10」の価格を並べてみる。

スクラップ価格は月の最終価格(東鐡田原海上)です。

2019   特級   異形棒鋼D10 (単位円/1トン)

1月   30000   70000
2月   33000   70000
3月   35000   70000
4月   31000   70000
5月   30500   70000
6月   26500   70000
7月   26000   65000
8月   25500   65000
9月   23500   63000
10月  22000   63000
11月  23500   63000
12月  25000   63000

2020 

1月   23500   63000
2月   20500   63000
3月   20000   63000
4月   18500   56000
5月   21500   56000
6月   24500   56000
7月   22500   60000
8月   25500   60000
9月   27000   60000
10月  27000   62000
11月  32000   62000
12月  42000   64000

昔電炉の方に聞いたことがある。

「加工費はどのくらい欲しいのですか?」と。

今とは時代が違うけど、そんなに変わっていないと思う。

「キロ35〜40円欲しい」と言っていました。

そうやって考えると、2019年から2020年10月までは、
とりあえず似たような動きをしている。

が、ここに来て値上げをしないとやっていけなくなった。


もしここが中国なら、鉄製品が値上がりするということで、
レストランの親父ですら「裏庭に鉄板を積み上げる」そうだ。

事実リーマン前はそんな状態だった。

「実需」ではなく、「転売目的」だった。


こうやって見てみると、あと15000円位は値上げしたいところ。

ただ、スクラップのように簡単には出来ないジレンマがある。

それが「動脈産業」だからと、「実需」があるかどうか。


将来鋼材を使う予定がある人は「先買い」した方がいいだろう。
(知らんけど)


気になる方は「東鉄製品価格表」でお調べください。


※「コンサル・よろず相談」少しずつ申し込み増えてます。
12/25までの申し込みで「半額」です。
申し込みはお早めに。

その場合のメルアド

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ではでは・・・

スクラップマスター南

yukimm425@gmail.com   
posted by スクラップマスター at 14:42| 鉄屑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日から東鐡 さらに2000円上げ! でも今日は「古紙」の話。


「鉄くず」は中国が買い入れるということで「暴騰中」です。

東鐡が今日よりさらに2000円上げ、東鐡田原42,000円。

多分?今年最後の値上げかと思います。

4月頭から2倍以上になりました。

何も言わないけど「鉄屋」さん達は、ウハウハでしょう。

でもコロナの影響で3〜5割減という状況でしたので、
とりあえず「やれやれ」という状況か?


「古紙」の中国の流れ・・
※「古紙ジャーナル」より

2000年に入ってから中国で製紙産業が台頭し、
世界中から古紙を買い集めるようになった。

当然日本からも。

当時の日本の古紙の状況はとても閉鎖的。

製紙会社が横並びで価格をつけて、古紙問屋を倉庫の
ように扱っていた。

日本にしか市場が無い状況だったので、いいなり。

そこに「中国市場」が出てきたのだ。

当初製紙会社は「輸出する奴は納入権を取り上げる」など、
脅迫まがいの通達を出していた。

ところが、実際は買える分しか買ってくれない。

中国向けはドンドン価格が上がっていく。

さらに在庫しなくても済む。


このような流れは止めようがない。

これは雑品、雑線、廃プラも同様の流れ。


しかし他の雑品や廃プラと同様に輸入規制強化を始めた。

ついに2021年からは完全輸入禁止となった。


「古紙は製紙原料なので規制対象から外れるのでは?」

「香港経由だから一部は輸出可能なのでは?」

このような希望的観測が入り混じっていた。


でも中国が決めたことは、すべて現実になっています。



「プラスチック・チャイナ」という映画が2016年に出た。


ここから中国の環境に対する姿勢が一気に変わった。


以下は統計資料


1.png

2.png

3.png


では中国は「紙」が足りているのか?

いいえ、全然足りていない状態です。


では日本から買わないのか?

いいえ、形を変えて買っています。


そうです。

新聞・雑誌などは「古紙パルプ」のシートやロール状で。

段ボールは「段ボール原紙」そのままで輸入を始めている。


年々製紙メーカーからの輸出は増え続けています。

つまり「古紙業界」は、日本の製紙会社の力なくして
中国に出せることが出来ない状況に逆戻り。

しばらくこの状況は変わりません。


※この記事自体は非常に長いので「特別レポート」の方には
入れておきます。


ではでは・・・

スクラップマスター南

yukimm425@gmail.com
posted by スクラップマスター at 10:05| 古紙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月21日

昨日見た夢・・


藤井先生の紹介する本の「対談」動画(PDF版も)を
手に入れたので、友人たちに配ってみた。


タイトル

「国民が知らない 菅政権の売国外交」
 日本が一帯一路に参加?

林 建良 著


非常に過激で、日本の事を思っている談話でした。

RCEPは形を変えた「一帯一路」だとか・・


そうしたら続々と反応が返ってきた。

その内の一人が「昨日見た夢」として、返信してくれた。


非常に面白いので、ちょっと載せます。


ここより

アメリカ
戒厳令で陸軍が激戦区の投票紙、ドミニオン、選挙管理の
不正公務員を拘束、DS 大手マスコミ、は反逆罪で摘発。

軍が投票数の再集計を公開実施。

で2月に南シナ海の中国不法占拠島をアメリカ、
NATO合同軍が攻撃。

中国人民解放軍は退散。

周キンペイは江沢民と内戦状態。

北の人民解放軍と南の人民解放軍が内戦となり、
南の人民解放軍が米NATO軍と同盟し北と戦う。

短期間で北軍が敗北。

新中国の国作りを米 NATO管理下で行う❗️❗️

新中国は国連主導でなく、アメリカとNATO加盟国がミソ❗️

ロシアはオブザーバーで参加。

プーチンは旧満州と北朝鮮を狙ってる、
のストーリー。

という夢を昨夜見ましたと。

夢はここまで。


さらに

トランプ大統領、再選間違いないのにバイデンに
祝電したので菅政権はオワコンです❗️

茂木はハニトラで中国に弱味握られ売国ド❗️

トランプは戒厳令年明け20迄に出すので、
周キンペイもオワコン❗️

世界的にカオス状態になり来年は先は見えないが
ビジネスチャンスは我々に有り。


・・・・・・・・・・

ちょっと過激ですが、十分ありうる話かなと。


ではでは・・・

スクラップマスター南

yukimm425@gmail.com




posted by スクラップマスター at 14:36| アメリカ対中国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

中国「再生鋼鉄原料」新国家規格


いよいよ中国による「鉄くず」の買取が始まる。


中国鉄くず.png

これは産業新聞の記事。

中国政府は来年の1月1日より「再生鋼鉄原料」の
適応開始を承認した。

鉄スクラップの品質向上と輸入の促進、鉄鉱石への
依存度低下につなげる。


税関コードの制定に数か月要し、その後に解禁となる見通し。

中国による鉄スクラップの輸入増加が確実視され、
日本の鉄スクラップの需要や価格に大きな影響を与えそうだ。


中国は10億トンを目指すと既に発表している。

中国国内の鉄スクラップの発生量は2億4000万トン。

鉄スクラップの品質向上と輸入の増加によって
鉄鉱石の使用・輸入とともにCO2排出量を制限する狙い。

輸入を解禁すれば海外から月間100万トン程度輸入する
可能性があり、近隣の日本から最も多く調達するとみられる。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・

日本・アメリカ・インド・オーストラリア、さらに
英仏独で中国包囲網を作ろうとしている。

なるべく「豪州産」の鉄鉱石・石炭は使わない方向に行く。

ただ、鉄鉱石はアフリカから調達するには、まだ数年かかる。


さらにCO2排出量の削減が重要課題。

鉄くずバブルはとっくに始まっていますね。


ただリーマン以前と違うのは、当時の中国ではないこと。

当時は何でもかんでも「資源」が欲しかった中国。


今は何でもかんでも「製品」を売りたい中国。

「エチレン」「鉄鋼」など、主要なものは自国で作る。

「鉄は国家」という言葉は、実はまだ生きている。


イギリス・アメリカなどでワクチン接種が始まりだした。

中国が鉄輸入を始めるであろう「春頃」に、
世界のコロナはどうなっているのだろうか?


ではでは・・・

※先日の「コンサル・よろず相談」ですが、
「個人でもいいですか?」と問い合わせありました。

モチロン問題ありません。

また25日までに参加表明の方は「半額」です。

念の為載せておきます。


スクラップマスター南

yukim425@gmailcom


posted by スクラップマスター at 09:30| 中国情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする