
IPCCは9日に報告書を公開した。
内容は今後20年間で上昇幅が1.5度に達すると。
大気中の温室効果ガス濃度は上昇し続け、地球温暖化は
既に世界中で異常気象の増加などの悪影響を及ぼしている。
「気候変動は今ここにある問題だ。安全だと言える人は
誰もいない。事態はより速いスピードで悪化している」。
報告書公表は8年ぶり。
日本を含む66か国から234人の研究者が参加し、
1万4000以上の論文などを基にまとめた。
今回の報告書では、人間の活動が温暖化を引き起こして
いることは「疑いの余地がない」と初めて明記した。
前回の報告書では人間活動である可能性が「極めて高い
(95%以上)」としていた。
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CO2の回収利用「CCU」

温室効果ガス削減の実現には大きく3つの要素があると。
@元々のCO2排出を減らす「省エネルギー化」
A炭素由来の資源を使わない「脱炭素」
B発生したCO2を回収利用(CCU)する「炭素循環」
CCUの代表例は、CO2と水素を反応させて作る合成燃料。
技術は確立しているが、現状の方法では一部エネルギーを
無駄にしている。電気化学的に反応工程を効率化する
手法を検討する必要があるのでは?と。
他にも色々な技術や案があるが、問題はやはり「コスト」。
驚くようなことが出てくるかもしれません。
ただ、「海水からCO2を取り出す」という案があるそうです。
これに関してはオカシイと思います。
自然に海水に溶け込んでいる「CO2」を、何でわざわざ
取り出さなければいけないのか?
これを考えた意味を知りたいです。
ではでは・・
スクラップマスター南
yukimm425@gmail.com