2022年12月15日

これ凄いね。


こんにちは。

面白い情報を得たので紹介します。


豊田通商・岩谷産業・日揮HD、
廃プラスチックから水素を製造 協業検討で基本合意


記事。

suiso.png

豊田通商と岩谷産業、日揮ホールディングスの3社は12日、廃プラスチック(廃プラ)のガス化設備を活用した低炭素水素製造で、愛知県の名古屋港近郊での協業を検討する基本合意書を締結したと発表した。

2020年代中頃の水素製造を目指す。

年間8万トンの廃プラから1万1千トンの水素を製造する計画だ。

 3社は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)からの委託事業として、水素製造や利活用の調査を実施してきた。

中部圏では、廃プラを回収して水素を製造する潜在能力があることが分かったため、協業の検討を始めた。

事業が軌道に乗れば、天然ガスからの水素製造と比べて温室効果ガス排出量を85%削減でき、発電所や各種モビリティ、港湾設備などでの水素の利用促進や工場の脱炭素化につながる。


※先ほどプラの師匠とやり取りしましたが「凄い」と。
日揮が入っているのが凄いから、これはいけると。


そこで「一般社団法人 プラスチック循環利用協会」が出した
2020年の「プラスチック製品の生産・廃棄・再資源化・
処理処分の状況」のマテリアルフロー図、を見てみた。

PDFはこちらから。

・樹脂生産量は1063万トン(再生材100万トン含む)

・一般系廃棄物から410万トン、農業系廃棄物から413万トン。
 合計823万トン。

そしてこのようになる。

haikibutu kei.png

・再利用(マテリアルリサイクル)分が173万トン。

・ケミカルリサイクル(高炉・コークス炉原料/ガス化
/油化が27万トン。

・ガス化(燃料利用)15万トン。

・固形燃料(RPF)/セメント原・燃料 187万トン。

・発電焼却 252万トン。

・熱利用焼却 55万トン。

上記が「有効利用廃プラ」となります。
※(サーマルが509万トンと突出して多い。

未利用分が112万トン。

・単純焼却 66万トン。

・埋立 47万トン。

さてどこの部分を使うのか?
トヨタも主体ですので「車由来」の物はここで
使われる可能性大。


・・・・・・・・・・・・・・・

続いてこちら「ブックオフ」の取り組み。

・ブックオフが再生樹脂を販売する新事業、
 年間1700tの廃棄CDなど活用

book off.jpg

「CDなど」と書いてあります。

さらに「CD-PP-NA」の表記が見えます。

実際のCDなどは「PC(ポリカーボネート)」が主原料。
そして記録媒体として「磁気膜」が塗布されている。

表面から
皮膜層(潤滑剤)
保護膜層(樹脂)
反射層(アルミ)
干渉皮膜(珪素系素材)
記録層(テリビウム鉄コバルト)
干渉皮膜(珪素系素材)
基盤(ポリカーボネート)
となります。基盤が最も厚みがあり基礎素材となります。
記録層は全体の数〜10パーセント前後しかありません。
(教えて!gooより)

この「PC」をリサイクルするのは非常に難しい。

そして「CD」のケースは主に「PS(ポリスチレン)」。

写真のこれは「DVD」のケースで使われている「PP」。



ここから記事。

三菱ケミカルグループや王子ホールディングスなど大手メーカーが集結するサステナブル素材の展示会に異色の企業がブースを構えた。

リユースショップ「BOOKOFF」を運営するブックオフコーポレーション(相模原市)だ。

同社は2023年1月中旬をめどにBOOKOFFで売れ残ったCDやDVDをリサイクルした樹脂「CDプラ」の販売に乗り出す。

高品質や安定供給を強みに拡販を目指す。

BOOKOFFでは年間2460万枚の中古CD・DVDを買い取っている。販売しきれない商品も多く、年間1700tに及ぶCD・DVDを廃棄しているという。そこで新しく立ち上げたのがリサイクル事業だ。

基本的にCDのケースはポリスチレン(PS)、DVDのケースはポリプロピレン(PP)、CD・DVDのディスクはポリカーボネート(PC)でできている。

正しく分別すれば均質で、質の高い樹脂へのリサイクルが見込める。

まずは、東京、名古屋、大阪など大都市にある直営店のBOOKOFFで排出するCD・DVDをリサイクル対象とする。

これらのCD・DVDは回収後、リサイクルを行うパートナー企業へ運ばれる。
そこでディスク、ケース、歌詞カードなど素材ごとに人手で分別後、破砕する。

CD・DVDのディスクにはアルミニウムの蒸着膜があるため、別途、水を使って除去している。

その上で各素材を加工し、ペレット状の再生樹脂とする。

再生ペレットは「CDプラ」というブランド名でブックオフが販売する。

現状の品ぞろえは4種類。具体的には、透明なPS、透明なPP、グレーのPP、透明なPCだ。

樹脂成形メーカーなどへの販売を見込む。価格はバージン材よりは少し割高になる見通しという。
(日経テクノスより)

※どちらにしろ素晴らしい動きですね。


ではでは・・

スクラップマスター南

yukimm425@gmail.com


posted by スクラップマスター at 12:24| 廃プラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「VPP」って何だろう?


こんにちは。

冬将軍の到来です。

体調に気を付けて。



昨日プラの師匠と電話で長話をした。

会って話すと大体3時間くらい話が尽きない。

電話でも同じだがさすがに1時間で終えた。

話があちこちに飛ぶため、まとまりがない。


色々変わっているが「二酸化炭素削減」と「プラスチック」
の問題は別物として扱わないといけない。

※「プラスチック」は海洋ゴミ・マイクロプラスチックを
含む「プラゴミ」の問題。
互いに「環境問題」だが、別問題。

さらに「エネルギー」の3つが大きい。

SDGsの他の問題は「とりあえず後回し」のよう。

二酸化炭素→温暖化→化石燃料削減→再エネと続く。


昨日排出権取引などを調べていたら、どんどんエネルギーの
記事に流れていき「VPP」なる言葉に出会った。

僕は初めて聞いたので調べてみた。

「VPP」は(Virtual Power Plant)バーチャルパワープラント)。

(富士電機の資料利用)

VPP.png

東日本大震災以降、太陽光発電や風力発電、地熱発電などの再生可能エネルギーの導入が進みました。

ただ、みなさんもご存知のとおり、太陽光発電や風力発電といった自然エネルギーは、日射量や風の強弱など、天候に左右され、短時間に発電量が増えたり減ったりします。

また、電気は貯めておくことができない性質のため、自然エネルギーだけでは必要とされる量の電気を安定的に供給できないのです。

では、なぜこれまで必要な電気が安定して供給されていたかというと、火力・水力・原子力などの大型発電設備を持つ電力会社が、企業や家庭の需要に合わせて、必要な電力を緻密に制御して需要と供給のバランスを取ってきたからです。

実際に私たちが必要とする瞬間のピーク電力を時間的にみると、年間のピーク時間帯は、ごくわずかしかありません。

ただし、そのわずかなピーク時間帯の電力需要に応えるために、電力会社は、普段あまり使わない古い火力発電など予備の発電設備を維持し、需給バランスを保ってきたわけです。

最近では、私たちの身の周りには、こういった再生可能エネルギーに加えて、ビル・工場・大型商業施設や需要家の自家発電設備や燃料電池、コジェネレーションシステム、また、蓄電池や電気自動車(EV)、ヒートポンプ給湯器(エコキュート)や空調システムなど、多様なエネルギーリソースが稼働するようになりました。

そこで、これらの分散したエネルギーリソースを、IoTの力により集約(アグリゲーション)し、リモートで統合管理することで、あたかも1つの大きな発電所のように機能させる仮想発電所「VPP」(Virtual Power Plant)が注目されています。

上の図のように、VPPを構築して多くのエネルギーリソースを協調動作させることによって、経済的な電力システムや、再生可能エネルギーの拡大、電力系統の安定化のため、コスト低減、CO2排出量の削減、エネルギー自給率の向上など、様々な効果が期待されています。

このVPPに関わる主な事業者には、需要家との間でVPPサービスを直接契約し、各種リソースを束ねて制御する「リソースアグリゲータ」と、このリソースアグリゲータを束ねて、需給調整/卸電力市場取引や小売電気事業者などと直接取引を行う、「アグリゲーションコーディネータ」が存在します(両方を兼ねる事業者も存在します)。

いわばアグリゲータは、電力取引の流れをコントロールする指令塔の役を担っているのです。
(富士電機)

※この後も続きがありますが、難しいのでとりあえずは
この「VPP」だけでも知っておきましょう。

なお今後これを発展させるには課題も多いとのこと。


・関電、仮想発電所の新会社を設立
 分散型エネルギー社会、来年にも

森社長は「一方通行の電気の流れが多方向に変わる」と語った。

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・電力会社に負担、33年度から 排出量取引
 段階的導入 経産省

経済産業省は14日に審議会を開き、二酸化炭素(CO2)排出量に応じ企業に金銭的負担を求める「カーボンプライシング(CP)」導入に向け制度案を示した。

 企業が排出したCO2削減量を売買する排出量取引制度を2026年度をめどに本格化。

33年度ごろから電力会社に対し、段階的に有償で排出枠を買い取らせて負担を求める。

 月内に開く「GX(グリーントランスフォーメーション)実行会議」(議長・岸田文雄首相)に報告し、最終決定する。

※「排出権取引」に関しては勉強することをお勧めします。
どこで絡んでくるか分かりませんし、貰えることも
取られることも起こりますので、是非。


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・日本製鉄、中山製鋼所株をすべて売却

日鉄は22年度に保有するUACJ株も売却したほか、大阪チタニウムテクノロジーズ株も段階的に売却を進めている。

日鉄は資産圧縮の一環で政策保有株を段階的に売却しており、脱炭素投資などに資金を振り分ける狙いがあるとみられる。
(日本経済新聞)

※高炉にとって「二酸化炭素削減」は生き死にの問題。
「環境」に多大な投資を行っていく。
鉄は「鉄鉱石」を「還元(酸素を取り除く)」することで
「Fe」にします。だから「CO2」が出る。
人類の鉄の歴史と同じ長さ。
これを変えるのは難しいので、「出るCO2」をどうするか?
それが「技術」になる。


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最近有名「ユーチューバー」の再生数が激減している。

逆に超優秀な番組がドンドン出ている。

単なるお遊びの番組の終わりの始まり。
本物がやはり残っていきます。

でも「ネタ」は無くなりますよね。
僕も約2000記事ほどブログで書きましたが、
ネタはすぐに無くなります。

そこからどうするかですね。
何を書いたか覚えていない。(笑)



今日は「冬の富士山」

fuji.png
(ニュースコンさん)

今が一番大事。

ではでは・・


スクラップマスター南

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posted by スクラップマスター at 10:18| エネルギー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月14日

G7が「気候クラブ」設立


こんにちは。

いよいよ冬将軍の到来です。

気を付けてください。



・G7が「気候クラブ」設立しました。
(NHKニュースより)

G7=主要7か国は、気候変動対策を推進するための新たな取り組み「気候クラブ」を設立したと発表し、新興国など、G7以外の温室効果ガスの排出量が多い国にも参加を促していく方針です。

これはG7の首脳が12日にオンラインで開いた会合後の声明で明らかにしたものです。

「気候クラブ」は気候変動対策を重視するG7の議長国ドイツのショルツ首相が呼びかけていたものです。

ドイツ政府によりますと各国が世界の平均気温の上昇を1.5度に抑える努力をするとした「パリ協定」の実行を後押しするための枠組みです。

具体的には産業界の脱炭素化の加速を支援するとしているほか、企業が、規制が比較的緩やかな国に生産拠点を移すことで温室効果ガスの排出が増える問題にも取り組むとしています。

G7は「気候クラブ」についてIEA=国際エネルギー機関とOECD=経済協力開発機構に暫定的な事務局の設置を要請したということです。

会合後に会見したドイツのショルツ首相は「排出量が多くG7ではない国が参加することを望んでいる」と述べ、実効性を高めるために中国やインドといったG7以外の新興国にも参加を促していく方針を示しました。


※これは自由貿易とは別のグループ、気候を軸とした #ブロック経済 の幕開けです。

欧米政府の炭素税、重要な材料法の同時進行と言い、環境を免罪符にしたブロック化の大きな潮流と言えます。
アジアはこの流れに追随していませんが、日本はG7の1ヵ国ですので、このアンバランスをどうするのでしょうか。
(ニュースコン)


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・#ニュージーランド のオークランドでは、毎年ペットボトル300万本に相当する量の #マイクロプラスチック が地面に落下している事が調査で明らかになっています。

現在世界では目に見えないマイクロプラが地表近くを漂い、雨水、食物、海洋中で発見されています。

※マイクロプラスチックの問題はすでに手遅れです。

出来ることは、「今から出さない事」ですが、
絶対に無理ですね。



・ホーム研究報告プラスチックのケミカルリサイクルと溶解 2023-2033年

熱分解および解重合プラントは、2033年までに年間2,000万トン以上のプラスチック廃棄物をリサイクルします。

混合および均質なプラスチック廃棄物の熱分解、ガス化、解重合、溶媒抽出。10年間の市場予測、インタビューベースのプレーヤープロファイル、および技術評価
リチャード・コリンズ博士

サブスクリプションについて
すべて表示形容目次、表、図表リストプライシング
循環型経済の構築は、プラスチックのバリューチェーン全体の利害関係者にとって不可欠な持続可能性の目標です。
規制圧力の高まりなど、注目すべき市場ドライバーにより、今後10年間およびそれ以降の状況全体に影響を与える市場活動の急増を目の当たりにしています。

従来の機械的リサイクル方法が必要ですが、劣った製品特性を考えると、このダウンサイクルはこれまでのところしか行われません。ここで、ケミカルリサイクルと溶解が重要になります。

続きはこちら。


・日本で年間1億枚廃棄される寝具は「資源だ」 
北播磨から全国へ、親子が広げるリサイクル大作戦
 脱炭素に貢献

国内で年間約1億枚が廃棄される布団やマットレスなどを再生させる取り組みが、兵庫県の北播磨地域から全国に広がりつつある。

寝具を「資源」と捉え、廃棄扱いとなった布団を親子がそれぞれ経営する会社で回収し、羽毛や綿などを取り出してリサイクル。
再加工された素材は再び布団などに使われ、脱炭素にも貢献している。

続きはこちら。

※採算が取れないと意味が無いので、ぜひ頑張って頂きたい。


スクリーンショット 2022-12-14 091741.png

これからの年末年始は「窃盗」が増えます。
備えても来る奴は来ますので、厳重に。


年始にお詣りしたい「熱田神宮」

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今を大事に。


ではでは・・

スクラップマスター南

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posted by スクラップマスター at 09:27| 国際 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月13日

「雑品集めてください」と連絡来た。


こんにちは。

今日は本降りになりそうです。



今朝久しぶりにラインで相談が来ました。

静岡県の産廃屋さん。


近畿圏のお客さんが「帰り便で雑品が欲しいと言ってきた」
ので、現在の状況を教えて欲しいと。

知っている限りのことを話しましたが驚いていた。

「そんな状況ですか!」と。

だから自分のとこにある物を付き合うだけの方が良いと、
伝えておきました。

基本「産廃屋さん」達は、「お金を貰い」仕事をします。
あまり「買う」という事はしません。

だから「鉄くず屋」さんと「産廃屋」さんは考えが違う。

産廃屋からすると「雑品」を買うなんてことはありえない。

処分料と運搬費をもらうのが「当たり前」です。


たまに「雑品の買取り合戦」の話をすると、
「?」の顔になります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・2027年より:Co(16%)、鉛(85%)、リチウム(6%)、ニッケル(6%)がリサイクル材料の混入率となる予定で、これらはトレサビ情報と含有量を仕様書に記載する必要が生じます。

また、携帯用バッテリーの回収は生産者に一定の比率まで達するよう責任が課されます。

・#欧州 の #アルミスクラップ 価格がアジア域の高い需要により数週間で急激に上昇しています。

この傾向は2023年の第1四半期まで続く見込みで、アルミ合金メーカーは地域の経済環境が弱い中でEU域内のスクラップと製品のマージンを維持する事が難しくなる可能性が高くなります。

・基準を超える排出量で作られる製品は排出量の少ない国に金属を輸出する際により高い関税を支払うことになります。

#鉄鋼 及び #アルミ 工場の排出量が輸入国以下の国は炭素ベースの関税を支払う必要がありません。

これは事実上BRICsや途上国から先進国への輸出に対する保護貿易となる可能性があります。


・12月9日夕刻に欧州議会と欧州理事会が##EU電池指令改定案 に若干の修正を加え暫定的に合意しました。

2020年12月の欧州委員会案からの修正点で大きなものは、生産者責任、バッテリーパスポート&QRコードの採用、デューデリジェンスポリシーの導入となります。
(ニュースコンさんより)

※欧州議会は逮捕者まで出て、ワイロ問題で揺れている。
そこが決めることが正しいのか甚だ疑問。


・アメリカで原油パイプラインが損傷して、過去最大の
原油流出事故が起きた。

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※環境問題もそうですが、これが一週間以上続くと
ガソリン価格に大影響が出ると言ってます。


同じくアメリカ。

・#鉄鋼製品 と #アルミ に対する新たな #炭素税 の提案が米国でなされる計画があります。

この提案について、米国通商代表は欧州連合と交渉する予定です。

この計画では特定の鉄鋼製品、アルミニウム、及び製品の生産に関する #排出強度 基準が設定される予定です。


※アメリカ・欧州と「環境問題」の提案などの
主導権争いがさらに進んでいる。
これは「何もない所からお金を生み出す」から。
絶対に引くことは無い。


こちらは中国。

・PCR検査員の給料未払い 中国(MOTOYAMAチャンネル)

白い服を着た集団が抗議をしている。

「給料払え!脱税、給料払ってくれない。」
「経営者は逃げた、PCR検査は詐欺だ」と叫んだ。

※中国共産党の一番の被害者は「実は国民かも?」と
感じてしまう事があります。


台湾問題で日本にも圧力。

・中国、萩生田氏訪台に反発「公的往来の停止」要求

在日本中国大使館は12日、萩生田光一自民党政調会長の台湾訪問に「強烈な不満と断固たる反対」を表明する報道官談話を発表した。

「台湾との全ての公的な往来をすぐに停止するよう日本側に促す」と表明した。

※アメリカが台湾防衛に1.3兆円を出すと決めた。
さっそく日本にも抗議をしてきた。

時期が迫っているのかと感じる。


こちらが「海洋プラ」の耐用年数。

pura.png

最近はどうしてもうがった見方をしてしまいます。


出雲大社 神楽殿の大しめ縄

276.JPG


今が大事です。

ではでは・・

スクラップマスター南

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posted by スクラップマスター at 11:06| 資源 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月12日

「技能実習生」というウソ。


こんにちは。

今日も本当に穏やかな朝です。



さて「技能実習生」制度ですが、問題だらけです。

・技能実習制度は、発展途上国の人材育成を主な目的としていて、ことし6月末時点で32万人余りが日本に在留していますが、賃金の未払いや不当解雇など企業側との間のトラブルが後を絶ちません。

実習生の支援などを行う国の認可法人「外国人技能実習機構」では、実習生からの相談窓口を設けて対応していますが、昨年度、寄せられた相談件数は2万3701件でした。

相談内容の内訳を見ると、「管理に関すること」が3967件で最も多く、次いで「賃金・時間外労働などの労働条件に関すること」が3877件、「途中帰国に関すること」が3002件などとなっています。

技能実習制度をめぐっては、安い労働力として実習生が使われるなど、目的と実態がかけ離れているという指摘もあり、政府は、制度の見直しに向けた有識者会議を設置し、近く初めての会合を開いて具体的な議論を進めることにしています。

あるベトナム人男性は、1年待って今年の5月に日本の建設会社で働きだした。

会社では、丁寧に仕事を教えてくれた上、職場環境もとてもよかったということです。

ところが家族への仕送りもしないといけない中、円安の影響で日本で得た収入がベトナムの現地通貨ベースで実質的に減ってしまう上、日本の物価が高くなり、生活費が想像していたよりもかかり、仕送りする金額を減らさざるを得なかったということです。

一方で、ベトナム国内では経済成長が続き、ことし7月には最低賃金がおよそ6%引き上げられるなど日本との差が徐々に縮まっていると感じたグエンさんは、来日してから3か月もたたないことし8月、ベトナムに帰国しました。

グエンさんは、帰国直後に3社からオファーを受けて、現在は地元の会社で働いています。

給料は日本にいたときと比べて4割ほど減ったということですが、家族と一緒に過ごせることや、今後の昇給が見込まれることなどから現在の生活に満足しているということです。


先月、愛媛県西予市の縫製会社で働くベトナム人技能実習生に対する残業代の不払いが明らかになりました。

支援団体などが開いた会見によりますと、技能実習生11人について、多い月では残業時間が150時間を超えていましたが、縫製会社からは、その大半が最低賃金の半分ほどの時給350円から400円程度しか支払われていないということです。

おととし以降の11人分の不払いの総額は、2700万円ほどに上るということです。


※このようにあまりにも馬鹿にした扱いをしていると、
東南アジアからも人が来なくなります。

ただこれらを引き起こしていることに起こっている人もいます。

・技能実習生制度なんかやめて外国人労働者を受け入れたら良い。
弊社なら日本人と同じ賃金払うので来てもらいたい。
情け無いわこれらの業者。


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また相変わらずの金属盗難が相次いでいる。

・大手製鉄会社が工場を構える「鉄の街」北海道室蘭市で、あるものが盗まれる被害が続いていることが分かった。

室蘭市石川町で11月上旬、工事現場から鉄板2枚が盗まれていたことが分かった。
盗まれたのは道路に埋め込まれていた40センチ四方の銅製のプレートで、掘り起こすようにはがされていた。

窃盗の背景にあるのが、銅の世界的な需要の高まり。
プレートが作られた当時は1トン当たり約38万円だったが、2022年は3倍以上の125万円ほどまで高騰している。

電気自動車の普及などで、銅の需要がますます高まっている。

こうした状況を受け、北海道では金属窃盗が相次いでいる。

2022年6月から7月にかけて、帯広市の公園で蛇口34個が相次いで盗まれた。
蛇口は銅を多く含んだ真鍮製で、これも銅を狙った犯行とみられている。

さらに滝川市でも銅線など1トンが。
夕張市では330メートル分の電線が。

さらに札幌では220キロのバーベルが盗まれるなど、金属の窃盗が相次いでいる。


・狙われる「旧型」プリウス 部品盗難相次ぐ、背景に希少金属

千葉県内でトヨタ・プリウスのマフラーを狙った盗難が相次いでいる。

10〜11月だけで111件発生。

マフラーの「触媒コンバーター」に含まれる希少金属が狙いとみられ、特に現行車より希少金属が多く使われている旧型のプリウスが狙われている。

旧型のプリウスの「触媒コンバーター」を狙っている。
プラチナやパラジウムが多く入っているため。

パラジウムの値段は10年前の5倍になっている。

車体価格が10万円のプリウスでも、「触媒コンバーター」が
20〜30万円で取引されているようだ。

だからあえて「旧車」を狙っている。
「盗る」のも簡単。

※昔はそんな知識は一部の専門家のものだったが、
今は誰でも知識を得て、売ることが可能。


・・・・・・・・・・・・・・・

韓国の「貨物連帯」による「集団運送拒否」のストが終わったようです。

16日間の間続き、ガソリンがなくなるスタンドが続出していた。

また「不参加」の貨物車への嫌がらせもあった。

総額3600億円の被害を出しただけらしい。


・・・・・・・・・・・・・・・・

・台湾の衛生福利部(衛生省に相当)食品薬物管理署は10日、中国が9日までに台湾産のビールやコーリャン酒(蒸留酒)、清涼飲料水などの輸入を停止したと明らかにした。

総統府の報道官は10日「両岸(中台)の正常な貿易を損なう」との談話を発表し、「厳重な懸念」を表明した。

中国関税当局は今月、台湾産のサンマやイカ、カツオなど水産物の輸入を禁止したばかり。

中国が求める「一つの中国」を拒否する蔡英文政権に対する圧力の一環とみられる。

台湾メディアによると、中国関税当局は台湾側が提出した輸出申請の登録情報に不備があったことを理由にしている。

ただ、不備の具体的内容に関する台湾側の問い合わせには回答していない。

農業委員会(農水省)は、水産品禁輸による影響は約60億台湾元(約266億円)に上るとの見通しを示した。

中国は昨年にパイナップルなどの台湾産果物、今年6月には高級魚ハタやアジなどの台湾水産物をそれぞれ禁輸とした。(共同)


※とにかく外堀を埋めるのが好きです。
本当にヤバい雰囲気ですね。


・・・・・・・・・・・・・・・・

・アンデスの火山噴火 チリ

少し前にインドネシア、ハワイ、イタリアと続いている。

そして福島県の「吾妻山」で火山性微動が始まった。
そろそろ日本列島の中で起きそうですね。

皆さんお気を付けください。


今日はその「吾妻山 大穴火口」

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今を大事に。
今日もいい日。

ではでは・・

スクラップマスター南

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posted by スクラップマスター at 09:55| 東南アジア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする