2019年08月02日

プラの東南アジアマーケットの資料


昨日の資料とは別に「東南アジア」のプラの情報。


◆マレーシア

再生原料に関しては5/21に環境省から発表された。

海外からの輸入プラスチック問題に関して、未だ未解決のままと
なっており、シップバックの対象となっているコンテナも
港に一部保管されている模様。

関係各国は即問題解決に対応すべきである。
政府から認定を受け、輸入ライセンスを取得している企業は
現状安定的に輸入ができているが、「今回の問題が影響して
通関時間が通常であれば1〜3日に対して現在5〜7を
要している。」と、不安の声が上がっている。

※トピックとしてマハティール首相が中止していた中国企業との
東海岸鉄道の建設再開を発表。
実質経済成長率の低迷に歯止めをかけ、内需の回復を第一優先の
思惑が見える。

◆ベトナム

6月のPEバージン・再生原料輸入量は約20万トンと
前月より微増。今後は徐々に増えると予想される。

PEバージン原料は、現状海外からの輸入に頼らないと
いけないが、2023年にSCGケミカル社がベトナム国内
で生産を行うと発表。

再生原料に関しては、市況に左右されない安定した相場で推移。
その他のASEANの国々が輸入規制を厳格化させる中、
このままではベトナム一辺倒に輸出が強まることが予想される。

◆インドネシア・カンボジア

インドネシア政府は、7/2にバタム港に輸入されたプラごみが
積載された49コンテナを出港元のアメリカ・カナダ・
オーストラリア・ドイツ・フランスに送り返すと発表。

コンテナの中には、生活ゴミ・医療ごみ等様々な生活ゴミが
積み込まれていたと説明。
今後主要港であるジャカルタ港等でも波及し、プスチックを積載
しているコンテナを対象に厳しく輸入検査を実施する。

カンボジア政府も7/16にシアヌーク港に輸入されたプラごみが
積載された83のコンテナをアメリカ・カナダに送り返すと発表。

コンテナの中から、電子ゴミ・オイル等が付着した再生不可能な
プラスチックが積載されていた。
またカンボジアは、ベトナムのダナン港・タイのレムチャバン港
よりコンテナを一時輸入し内陸輸送されるケースもある。

今まではそれぞれの国境での輸入検査は適当に行われていたが、
環境省は今後取り締まりを強化すると発表。

※このように輸出相手国の環境を無視し、自己の利益だけを第一
優先に考える業者が後を絶たない。
各輸出国は税関での厳格な輸出検査を実施し、このような者を
一刻も早く排除するような体制を整える時に来ている。


最近のニュースで、アメリカがベトナムに対して牽制を始めた。

中国のダミーになっているとの疑惑だ。

だからベトナムの関税はコンテナ検査を強化して、その疑いを
晴らすことに必死になっている。

もしベトナムが中国と同様に大幅な関税をかけられたら、
中国からベトナムに移動した再生プラ業者は大打撃を受ける。


また、中国でプラ製品を作っている会社が、「アメリカ」
に生産拠点を作り始めた。

やはり25%の関税は息の根を止めるという事だ。



ではでは・・・

スクラップマスター南

yukimm425@gmail.com
posted by スクラップマスター at 09:01| アジア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする