金属スクラップヤード設置「許可制」に
千葉市、来月から条例施行

いよいよ始まりますね。
とりあえずは「千葉市」ですが、これは全国に
波及するでしょうね。
・千葉市内だけでも2018年以降、11件の火災が起きている。
・雨の日には汚水流出の問題、騒音や振動に対しての
苦情も近隣住民から起きていた。
廃棄物対策課と消防署は20年11月から75件の訪問先を
立ち入り検査していた。
市内の金属スクラップヤードの4〜5割が「中国系事業者」
とみており、火災などは主に中国系ヤードで起こると
認識している。
10/5に「千葉市再生資源物の屋外保管に関する条例」が
交付されたのだ。
新規ヤードを解説する場合は、住宅など敷地から100m以上
離れる必要があり、屋外保管の高さを5m以下とする。
火災防止の為に1つの山は、200m2以下として
山ごとの距離は2m以上離すこと。
延焼防止のために、油や汚水の浸透防止措置と掲示板や
囲いの設置義務も課す。
さらに近隣住民への事前説明会の開催を義務付ける。
11/1時点で100m2より広い再生資源物のヤードを
設置している事業者は、所定の期間内に以下の手続きを
行うことで、許可を受けたものとみなされる。
12/1までに再生資源物の事業者である旨を市に届け出、
保管する再生資源物の品目・数量の記録と「保管基準の
適合および標準作業書」を作成し、周辺住民への周知を
した後、来年2/1までに「既存事業所構造等届出書」を
提出する。
許可の有効期限は5年で更新制。
違反者は1年以下の懲役または100万円以下の罰金の対象。
当初は「届出制」を検討していたが、新たにヤードを
設置できない「許可制」に修正した。
等々・・・
ほとんど中間処理施設の許可申請ですね。
これで新規参入はほぼ不可能です。
また「赤字」で書いた部分ですが、今現在ヤードを
構えている事業者たちですが、大変です。
周辺住民への周知をした場合は、多分文句を言われるだけ。
ともあれ、大きく前進したという事です。
でも千葉市ではヤード事業者の4〜5割、つまり半分が
中国人が経営していると。
日本の雑品を20年以上処理してもらっていた中国ですから、
当然の構図ですね。
でも中国人たちが悪いと言われていますが、彼らだけが
悪いわけでも何でもない。
それに便乗して押し付けているのは「日本人」です。
ともあれ「自国処理」に向かえば良いと思ってます。
・・・・・・・・・・
今日は愛知県蒲郡市にある「八百福神社」の写真です。
名前からして有難い。
皆さんに「福」が訪れますように。

ではでは・・
スクラップマスター南
yukimm425@gmail.com
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