2021年12月19日
CO2ゼロってどうなの?
おはようございます。
今日もブログを読んでいただきありがとうございます。
寒いですね。
ロシアや中国の北側はもっと寒いでしょう。
そりゃあ石炭くべないと死んじゃいます。
[上海 17日 ロイター] - 国際エネルギー機関
(IEA)は17日、今年の世界の石炭火力発電の需要が、
中国・インド・米国の利用拡大を背景に過去最高を更新する
可能性があるとの見通しを示した。
温室効果ガスの排出削減に向けた取り組みが
後退することになる。
今年の同需要は前年比9%増の1万0350テラワット時
となる見通し。急ピッチな景気回復で「低炭素発電では
供給できないほど電力需要が急増した」という。
全体の石炭需要は今年6%増加する見通し。
過去最高水準だった2013年、14年の水準には届かない
ものの、来年は過去最高を更新する可能性があるという。
IEAのビロル事務局長は「排出量を実質ゼロに向けて
減らしていく取り組みから世界がいかにかけ離れて
しまったかを示す懸念される兆候だ」と表明した。
世界の石炭火力発電の半分以上は中国によるもの。
中国の今年の石炭火力発電は前年比9%増加する見通し。
インドは12%増の見通しという。
【ロンドン共同】国際エネルギー機関(IEA)は17日、
2021年の石炭火力の発電量が過去最高になるとの
見通しを発表した。
新型コロナウイルス禍で停滞していた経済活動が段階的に
再開し、石炭の二大消費国の中国とインドで急増した。
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スペインは再生エネルギーの優等生?
スペインは今年、ヨーロッパで生じた電力危機の影響を
まともに受ける羽目となった。
12月5日週のスペイン・ポルトガル電力共通市場における
スペインの電力の卸売価格はスポット(随時契約)で
1メガワット当たり平均185.3ユーロ(約2万4000円)と、
この1年で4倍近くも上昇したことになる。
スペインの電力危機は主に再エネ、特に風力発電の
不調に起因するものだ。
スペインの電源構成のうち風力発電が占める割合は
2019年時点で20.4%と、EU27カ国中6番目の高さを誇る。
今夏のヨーロッパは風が弱く、各国の風力発電は軒並
み不調に陥ったが、風力発電への依存度が高いスペインは
その影響を色濃く受ける形となった。
ウクライナ情勢の緊迫化がアジアの液化天然ガス(LNG)の
取引価格を押し上げている。
ロシアからの供給不安で欧州の天然ガス価格が急騰し、
調達で競合するアジアに影響が及んだ。
発電燃料に使うLNGの高騰で電気や都市ガスの料金は
値上げが見込まれる。
来春まで電気代は高止まりしそうで、消費者心理に
悪影響を及ぼす可能性がある。
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アルト・オスピシオ、チリ、12月15日(AP)―
南米チリ北部でアンデス山脈と太平洋の間に広がる
アタカマ砂漠に、「ファストファッションの墓場」と
呼ばれる不要になった大量のキックオフ衣類が不法に
投棄される場所がある。
ここに捨てられているのは、欧米からチリに運び込まれた
数千トンの流行遅れなど、不要になった衣類の山また山だ。
チリ北部にあるイケキには免税港があることから、
バイヤーらが買い付けた膨大な量のアパレルが
送られてくる。
その中からヒット商品になりそうな衣類を選ぶ過程で、
ハネられた大量のファストファッションが、この“墓場“に
不法に投棄される。
地元当局は、“墓場“の閉鎖に向けて取り組んでいるというが
、実現までの道のりは遠いようだ。
ちなみに、チリは2021年中に5万9000トンの
衣類と履物を輸入している。
(日本語翻訳・編集 アフロ)
※一瞬「ここアフリカじゃないの?」と思った。
先進国はやはり他国の事など何も考えていない。
砂漠が巨大な「廃棄物処理場」になり始めている。
まあ国土の広いアメリカや中国では当たり前だが、
そのうちに「見なかったこと」にされるだろう。
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グレタちゃんが「日本を含む10か国が温室効果ガスの
7割を出している。被害を受ける子供の多くは排出量の
少ない貧しい国の子供達だ」と言ったという記事。
これは「日テレ」の記事です。
この発言キチンと訳すと
「中国米国日本ロシアを含む10か国の温暖化排出が
世界を苦しめる」となる。
最大の排出国中国よりも日本の方が酷いような書き方。
どうも日本を貶めたい方達が多いようです。
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コンクリート・セメントで脱炭素社会を築く!?
技術革新で資源もCO2も循環させる
とりあえずその図を載せます。
これからですが、凄いです。
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この記事がすごい。
さすが世界の「ダイキン」。
ダイキン「水道発電」 全国拡大 全額負担で発電機設置
自治体に売電収入還元
水道管を流れる水を活用した「マイクロ水力発電」が
全国に広がっている。
メーカーのダイキン工業が導入費用を全額負担して
発電機を設置し、売電収入の一部を自治体に還元する
仕組みで、これまでに19道府県の46カ所で導入契約
を結んだ。
発電出力は小さいが、脱炭素社会実現に向け、身近な
資源≠使った再生可能エネルギーとして注目される。
大阪府東大阪市の水走配水場では、出力75キロワットの
マイクロ水力発電が4月に稼働した。
上流の浄水場からの落差で生まれる水流のエネルギーを
利用して水車を回す。
年間発電量は一般家庭164世帯分に当たる約490
メガワット時。
市側の導入負担はゼロで今後20年間、毎年約140万円が
還元される想定だ。
市の担当者は「環境に配慮した取り組みを官民連携で
発信でき、市にも負担が掛からない」と喜ぶ。
発電機は、ダイキンがエアコン開発で培ってきた
小型化や省エネ性能の高いモーター技術などを応用した。
狭い場所に設置可能で、100キロワットを
下回る発電量でも採算を確保できる。
同社は平成26年から福島県相馬市や富山県南砺市で
実証実験を始め、29年に子会社「DK―Power」を
立ち上げて事業展開を本格化した。
発電設備の導入に3000万〜数億円程度が必要だが、
費用はダイキンが負担し、自治体側は水道施設を貸し出すだけ。
自治体は売電収入に加え、設備の固定資産税も
受け取れる利点がある。
導入契約を結んだ拠点のうち東大阪市を含む
30カ所が既に稼働している。
ダイキンは令和7年までに拠点数を100カ所以上に
拡大する計画。
水の落差が従来の半分以下でも効率よく発電する新設備を
来年度にも実用化し、普及に弾みをつけたい考えだ。
ダイキンによると、全国に約2万7000カ所ある
水道施設全てに設置した場合の総発電量は原発0.5基分
に相当する。
水力には、太陽光や風力よりも安定的な発電を
見込める特長もある。
DK―Powerの松浦哲哉社長は「後ろ向きな水道施設側を
どう口説いていくかが課題だ。
脱炭素の機運を追い風に導入を働き掛けたい」と強調した。
※これは凄い、ドンドン進めてもらいたいです。
「後ろ向きな水道施設側を・・」などは大変です。
変化を嫌う人達が多いくせに、変化しろとか言ってます。
変化を嫌う人はダメです。
毎日毎秒変化しているのですから。
今日は気になる記事を纏めました。
今日は「白蛇様」。
皆さんにとって良い日曜日でありますように。
ではでは・・
スクラップマスター南
yukimm425@gmail.com