2022年04月14日

鉄スクラップ価格


こんにちは。

たまには鉄くずの事を書かないと怒られる。



東京製鐵 2021年価格推移表

totetsutokkyu21.pdf


2022年4月13日より

2022.04.13.pdf



2021年4月13日は

・特級 42500円/トン 下がっていたのが上がって。


2022年4月13日より

・特級 田原 陸上・海上とも  65500円/トン


2021年は「上げ」「下げ」が激しかった。

5月には51500まで上がり、8月には48000まで下がった。
10月には59000まで上がり、年末は53500に下がった。


あまりに動きが激しかったので、よく電話をもらった。

「下がって来たけど、どう思いますか?」と。


その時は、CO2削減・SDGs推進などでよく書きましたが、
「でっこみ引っ込みあるが、下がる要素がない」と。

逆に「買っておけば?」と話していた。

さすがに7万円の大台までとは言わなかったが、6万円台は
充分にあるだろうと。


今回の東鐡の上げは「関東輸出」価格の続騰が原因。

つまり「7万円台」も見えてきてしまった。


ただ、この後は中国経済の状況が大いに気になる所。
でも欧州・東南アジアの状況は旺盛。

だから急激に下がるという事は、やはり考えずらい。

※あくまで個人的な考えですが。


まあリーマンショック以前とは構造がまったく違う。

そして「高炉」が世界中で悪者扱いにされているのが今。

「鉄は国家なり」は変わっていなので、どうしても
「電炉」に活躍の場が拡がる。

あれほど「鉄くず輸出」していたアメリカが、半製品にして
出すようになった。

逆に言うと「アメリカ産スクラップ」が急激に減っている。

輸出国が自国消費に急激に変わっているのが現在。


ただし、日本は例外で自国消費は落ちる一方。

それは地理的に近い中国が常に狙っている。



そうなると・グレーチング・鉄製の柵・公園遊具などなど、
公共インフラが盗難の被害にあう可能性が高くなる。

ようするに「金属泥棒」が増えるということ。


石川五右衛門の「浜の真砂は尽きるとも・・・」の世界。


アルミはもっと顕著ですね。

「ロシア」の状況が非常に大きい。

さらにボーキサイトからアルミにするのに、非常に大きな
電力を使います。

現在のエネルギー価格から考えると、絶対スクラップ
の方が良いのは当たり前。


つまるところ、今のウクライナ対ロシアの紛争が
どのように収まるかが一番のポイント。

もし北海道にロシアが接近してきた時は、
また大きな動きになるでしょう。


ちなみにロシアは広大ですが、針葉樹林帯の割合は高い。
さらに人口は日本より2000万人ほど多いだけ。

結局「核」で問題解決を迫る国家です。

北朝鮮となんら変わりません。


日本政府のこれからの対応に注目ですが、
あまり期待できそうにない。



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AUKUsとクアッド

AUKUs.png


クアッド.png


現在「AUKUs」に入り給えと要請があるそうです。

これはオーストラリア・イギリス・アメリカの3か国の
軍事同盟。

日本も是非入って頂きたい。


※クアッドは日本・インド・オーストラリア・アメリカの
「四か国戦略対話・戦略的同盟」


あと問題は半導体製造に必要なフッ素系不活性液体の
製造大手の3Mのベルギー工場の操業が停止したこと。

資源があっても、必要な製品ができなければ、
世界中の工場が動けなくなる。

このような事は次から次へと出てくるでしょう。


まずは慌てないこと。



ではでは・・

スクラップマスター南

yukimm425@gmail.com



posted by スクラップマスター at 12:05| 鉄屑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする