こんにちは。
今日は風もなく穏やかで「春」ですね。
あと少しで3月「弥生」です。
蓄電池(バッテリー)で面白いものが出てきました。
・リチウムイオンバッテリーの「17倍長持ち」
鉄さび電池の革新性
「鉄さび電池」が「リチウムイオン電池」よりも優れているところとは?
「鉄さび電池」は、セルに空気を吸い込ませ、鉄を酸化鉄(別名さび)に変化させ、その際に発生するエネルギーを利用している電池です。また、電流を流して酸化を逆転させ、セルを鉄に戻すと充電することができます。
そんな「鉄さび電池」は、洗濯乾燥機くらいの大きさで、高さ1メートルのセルが50個ほど積み重なっています。そのため、電気自動車やスマートフォンの電池には向いていません。
しかし「鉄さび電池」には大きなメリットがあります。それは、地球上で4番目に豊富な元素である鉄と、空気を主成分としていることです。この技術が採用されれば、リチウムの採掘に使われる大量の水を抑制することができます。
また「鉄さび電池」は「リチウムイオン電池」より10倍安く製造でき、17倍も長持ちします。同等コストで製造した場合「リチウムイオン電池」は約4時間分しか蓄電できませんが、「鉄さび電池」は100時間分蓄電することができます。つまり「鉄さび電池」は同コストで、4日間分の電力をカバーできるということです。
マサチューセッツ州にあるエネルギー企業であるフォーム・エナジー社は、7億6千万ドル(約1,000億円)を投じてウェストバージニア州に「鉄さび電池」の工場を建設する予定です。
早ければ2024年に最初の電池の生産を開始するとのことです。
・pttearth − 専用充電器不要、本体にUSB Type-Cポートがついた単3形リチウム充電池。
充電式の単3形リチウム充電池「pttearth」がクラウドファンディング中です。
pttearthは電池本体にUSBポートがあり、専用充電器が不要です。
また、必ずしも4本同時に充電する必要はなく、1本だけでも充電できます(これは専用充電器を使用する場合でも同じですね)。
このような物ですね。
※このような物が出てくることに驚きました。
が、すでに似たようなものはあります。
※ただパナソニックの方が安心できそうです。
もし出てきたら買いますか?
・・・・・・・・・・・・・・・
更にすごい技術が。
・5年後には「日本製冷蔵庫」が世界を席捲?…
「冷やすメカニズム」を根底から変える「磁気冷凍」の凄い技術
磁石と温度の意外な関係
物体内の電子の向きが揃うと、その物体全体が強磁性体、いわゆる磁石になる。
そして強磁性体の温度が上がると、揃っていた電子の向きが徐々にバラバラになって磁力が失われ、常磁性体になる。
つまりほとんど磁石ではなくなる。この、強磁性体が常磁性体に変わる境目となる温度を「キュリー温度」というそうだ。
「キュリー」はあの有名な夫人のほうではなく、その夫、ピエール・キュリーさんにちなんだものだ。
「蒸気のサイクル」から「磁気のサイクル」へ
記事の続きはこちら。
※いやいや、今まであった物を使います。
人の技術開発に対する執念を感じますね。
ではでは・・
スクラップマスター南
yukimm425@gmail.com
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