2023年03月20日

中国とロシア


こんにちは。

すっかり春ですね。

明日は春分の日で今年最強開運日です。

できたら午前中に氏神様にお詣りしましょう。

朝は大事な「WBC」の準決勝があるので、
勝った後が良いでしょう。(笑)



習近平氏がロシアに正式に訪問する。

表向きは「平和を求める」と言っておりますが、
武器やエネルギーの事が最大事項だと思う。

さらに「北極海航路」の件もあると思います。


(エネフロ)より

・地球温暖化による海氷減少によって、北極海航路の利用が拡大。
航路短縮や海賊リスクを回避できることから、新しい航路として期待が高まっている。
一方、海氷減少や北極圏の生態系に悪影響が懸念され、慎重な対応が必要。

北極海航路とは

北極海を航行するルートは主に2つある。
1つ目は北アメリカ大陸に沿って航行する北西航路(Northwest Passage)、2つ目はユーラシア大陸のロシア北部に沿って航行する北東航路(Northwest Passage)だ。

北東航路のうち、図の点線部分にあたるカラゲイト海峡からベーリング海峡までに至る航路をロシア政府は北極海航路(Northen Sea Route)と定義しており、近年船舶数やインフラ開発が活発化している。

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2000年代まで北極海は厚い氷に閉ざされており、商用船の利用は困難とされていた。

ところが、地球温暖化によって北極海を覆う氷の面積が減少したことで、商用船の航行が可能になったのだ。


北極海航路のメリット

北極海航路は日本、そして世界にとってどのようなメリットがあるか、見ていこう。

1つ目は、運行距離の短縮だ。

国土交通省によると、例えば横浜港からドイツのハンブルグ港までの北極海航路の運行距離は、従来のスエズ運河を経由する南回り航路の約6割にまで短縮できる

。運行距離の短縮は、輸送時間の短縮だけでなく、輸送に必要な燃料費の削減にも繋がるのでコストカットが期待できるばかりでなく、CO₂排出量も大幅に削減できる。

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2つ目が安全性の向上だ。

従来のスエズ運河航路はアデン海やソマリア沖など海賊被害が多発している地域や、石油タンカーへの攻撃・拿捕が頻発したホルムズ海峡などを航行する必要があり、時に船員たちは危険にさらされていた。

北極海航路はこうした政治的リスクの高い地域を回避できる点で、安全性の向上に繋がる。

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また、スエズ運河では今年3月に、大型コンテナ船が座礁し、運河を航行しようとしていた船舶約400隻が大渋滞を引き起こしたことは記憶に新しい。

スエズ運河のような交通の要衝(チョークポイント)が塞がれると、多くの船舶の航行が妨げられ、世界的な物流の混乱を引き起こす恐れがある。

こうしたことから、北極海航路はスエズ運河を経由する南回り航路の代替航路としての役割が期待されている。



期待が大きい北極海航路だが、課題もある。

一つ目は、航行に必要な地理的・気象的情報が不足している点だ。

二つ目はコストの問題だ。

三つ目が、北極海航路の利用拡大によって最も懸念される生態系をはじめとする環境への影響だ。


北極圏には、南極条約や環境保護に関する南極条約議定書のような国際ルールが存在しない。

地球温暖化で北極圏でのビジネス機会が増えていることを念頭に北極域での持続可能な開発や環境保護を目的として、北極圏国8か国によって「北極評議会」が1996年に設置された。

我が国は2013年からオブザーバー国となっており、科学的知見や科学技術を活用し、意思決定やルール策定に関与している。

本年5月アイスランドで開催された会合では、設立25周年で初めて策定された戦略文書の採択や「 レイキャビク宣言」(共同閣僚声明)への署名がなされ、同地域の持続可能な開発を進めることで一致した。

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※中国は直接北極海には関係ないが、ロシアと連携することで
利用が可能になるだろう。

最近「秦の始皇帝」以前の中国史を観ているが、
やり方は2000年前と変わっていないと思う。

台湾問題、尖閣問題も含めて脅威です。
ヘタしたら「サハリン」も狙っているのではないか?
そう感じます。



明日は今年の「最強開運日」

だから「伊勢神宮」

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ではでは・・

スクラップマスター南

yukimm425@gmail.com


posted by スクラップマスター at 09:11| 国際 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする