こんにちは。
近所の桜が咲き始めた。
月末には桜吹雪が見れると思います。
さて中国では「不安」の吹雪が吹き荒れている。
・衡水桃城中学での出来事。
(全寮制で生徒は2万人の私立中学)
中学校側が生徒の親に対して寄付を要求。
それも「慈善団体」のような組織に2万元を寄付して、
振込済みの証拠写真を送るように要求。
※事実は慈善団体に寄付を装って、実は財政難の為に
教師の給与と学校の運営費に使うためだった。
当局の介入により判明した。
ところが中身が分かってきた。
本来の学費は1万5千元だったが、政府の要求によって
学費を2000元に下げられていた。
これは「教育を商売にしてはいけない」という
習近平の指導。
だから「教育産業」が一気に無くなって、8万人にも及ぶ
離職者がでた。
さらにこの学校は、学校経営の他にも不動産事業も
行っており、そちらの資金に流用するためではないかとも。
中国は超学歴社会です。
何もない人達は「学歴」でのし上がるしかない。
昔の「科挙」制度がそのまま生きているようです。
毎年1000万人くらいの大卒者がでていますが、
衝撃的な報告が出てきた。
北京大学と並ぶ「精華大学」の卒業者の就業率9.4%。
それ以下の大学卒業者はどうしたらいいのか?
中国では「高学歴の人」が増えすぎてしまった。
つまり「大卒の価値」が大暴落。
※これは日本にも当てはまる。
それほど「職」に就くのがむつかしい状況。
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2023年のテスラの値下げを皮切りに、中国全土で
自動車の値下げが止まらない。
日本メーカーも同じ動きをしている。
湖北省で始まった大幅な値下げ。
購入者に5000元〜90000万元の補助金を出している。
これが全土に波及し始めている。
現在では数十の市が「自動車消費促進政策」を出している。
※河南省では購入費の5%を補助している。
天津市は6000万元、山東省では2億元の消費券を支給。
新エネルギー車の売り上げが増えており、ガソリン車の
販売は急激に減少していると。
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・外国企業との取引がなくなっている。
なのに中共は中国の可能性を課題に宣伝中。
日本のメディアは中国の「闇」「負」の部分について
触れないので、知らない人が多い。
深圳の塩田港に記録的な数のコンテナが積みあがっている。
輸出が低迷で取扱量が激減している。
輸送車両(コンテナ車)も激減。(運送屋の給料も激減)
(中国重要拠点)
これに関わる運送などすべての料金が安くなっている。
これは深圳だけではなく「上海」でも同じような問題が
増えてきている。
上海では車を停めるところが少なくて、違法に停めておくと
すぐに「取り締まり」が来て、罰金を取られる。
だから「安くても良いので仕事くれ」となっている。
これが負のサイクルになっている。
「看中国」「妙佛」より。
中々中国はヤバいですね。
国内がマズいと外に目を向けさせる。
間違いなく「台湾」ですね。
今日は「金櫻神社」の「桜」です。
今日もいい日。
ではでは・・
スクラップマスター南
yukimm425@gmail.com
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