こんにちは。
今朝は気持ちの良い風が吹いています。
暑くなりそうですのでご注意を。
台風2号も月末に来るかもしれません。

今回のG7では中国・ロシアに対して厳しい圧力が決まった。
特にウクライナのゼレンスキー大統領が参加したことで
ロシアに対する風当たりは更に強くなる。
・中国外務省は、G7サミットの共同声明が台湾海峡の
平和問題や、新疆・チベットや香港の人権問題を
取り上げたことに対して「強烈な不満と断固たる反対」を
表明した。
さて「G7」のおさらいをします。
・「G7」は「Group of Seven」の略称で、フランス・アメリカ・イギリス・ドイツ・日本・イタリア・カナダの7か国を指します。
そしてG7サミットの「サミット」は英語で「頂上」の意味。この2つを組み合わせたことばで、正式には「主要7か国首脳会議」といいます。
実際の会議には、7か国に加えて、EU=ヨーロッパ連合も参加します。
・主要国のリーダーが集まるG7サミットでは、世界経済や地球温暖化など国際的な課題について意見を交わし、その成果を文書にまとめます。
・最初の会議は、1975年にフランスで開かれ、この時はカナダを除く6か国が参加。翌年にはカナダが加わり、1977年には、EUの前身のEC=ヨーロッパ共同体が参加しました。
1970年代に、アメリカのニクソン大統領が、ドルと金の交換停止を発表した「ニクソン・ショック」や、原油の需給がひっ迫して世界経済が大混乱に陥った「第1次石油危機」などを受けて、先進国が首脳レベルで議論する場が必要だとして設けられました。
・ロシアが参加していた時期は「G8」と呼ばれていました。
冷戦終結後の1991年に開催されたロンドンサミットから、ロシアの大統領と各国首脳が、サミットの枠外で会合を行うようになり、1998年のイギリス・バーミンガムでのサミットからは、ロシアも加えた「G8サミット」となりました。
しかし、2014年、ロシアがウクライナ南部のクリミアを一方的に編入したことにG7各国が激しく反発。
アメリカの当時のオバマ大統領の呼びかけで緊急で開催されたG7の首脳会合で、ロシアのサミットへの参加を停止することを決定。
これ以降、サミットはかつてのようにG7として開催しています。
※日本・ドイツ・イタリアが入っている。
そして「国連(Unaited Nation)」も。
・国連
国連とは、平和維持と社会の発展を目的として作られた国際機関です。
正式名称を国際連合といいます。目的達成のために協力を誓った独立国家が集まり、1945年に発足されました。
国連は、平和と安全、経済、社会、文化、環境、人権や自由にまつわる難題をテーマに加盟国がディスカッションをする場として機能しています。
なお、国連を世界政府だと認識してている方もいますが、それは誤りです。
国連は加盟国が決定したことを実行する機能を持ちますが、各国の政府や国民を代表する機関ではありません。
・国連憲章では、国連の目的を次のように定めています。
@国際の平和と安全を維持すること
A諸国間の友好関係を発展させること
B経済・社会・文化・人道的性質を持つ国際問題の解決及び、人権と基本的自由の尊重の促進について、協力すること
Cこれらの目的を達成するための諸国の行動について、中心となって調和を図ること。
・常任理事国
中国
フランス
ロシア
イギリス
アメリカ
つまり第二次世界大戦の戦勝国です。
ただしロシアは終戦間際に参戦(火事場泥棒)。
中国は中華民国から奪い取った。
そして「ロシアの常任理事国解任」も
起こるかもしれない。
このような事が今も続いています。
戦後は続いているのです。
今後戦局がウクライナに有利に進めば、
ロシアがどう動くのかが非常に気になります。
また今回サミット参加の国々が「原爆資料館」を
見学したのは良かったと思います。
絶対に使ったらダメと思うはず。
※バイデン大統領が来日した際にこのように
言っていた人もいました。
「広島に『核爆弾のスイッチ』を持ち込んだ」と。
「核」のスイッチは常にアメリカ大統領と共に
移動しますので、それを言っても意味が無い。
来年は6月にイタリアで行われますが、
イタリアは現在大洪水の被害が凄いし、
対中国の問題も抱えており大変です。
今日は三峯神社の石に浮かんだ「龍」。

今日もいい日。
ではでは・・
スクラップマスター南
yukimm425@gmail.com