こんにちは。
「CBDC」知っていますか?
知らない方に教えます。
CBDC=Central Bank Digital Currency
「中央銀行が発行するデジタル通貨」のことです。
CBDCの定義
日本の中央銀行である日本銀行では、CBDCを以下の3つの条件を満たすものと定義しています。
・デジタル化されていること
・円などの法定通貨建てであること
・中央銀行の債務として発行されること
まずビットコインやイーサリアムのような「仮想通貨」と
呼ばれていたものは、ブロックチェーンの技術を使い、
皆が監視することで安全性を担保するものです。
ただし、明日には0円になる危険性もあるために、
現在は「暗号資産」と呼ばれています。
つぎに「ステーブルコイン」というものが登場していますが、
これは1ステーブルコインに対して、例えば1ドルを保証する
というように、現金が存在しているという前提があります。
キムチコインと言われたものの中には、すぐに消えたものもあります。
今回の「CBDC」は各国の中央銀行が保証する
「法定通貨」で中央銀行の債務として発行されます。
だから日本が発行すると1コイン=1円というように
日本国が保証しているもので、カードやスイカで
支払いをするのと何ら変わりません。
※発行主体として国や地域が背後に存在します。
紙幣や硬貨の使用を減らす。
ただ個人のプライバシーや市場の自由は「?」です。
いち早く導入しているのは中国で「デジタル人民元」
が存在します。
そしてアメリカは今年の7/1から導入予定です。
こちらは各国の動き。

※世界がそちらに動いているのが分かると思います。
ただ、各国が導入を躊躇している理由もあります。
特に「金融機関の存在意義」がどうなるのか?です。
次回はここをまとめておきます。
ではでは・・
スクラップマスター南
yukimm425@gmail.com