2023年06月27日

薬の包装シートリサイクル


こんにちは。

今日も曇りですが過ごしやすいですね。

良い日です。



かねてから問題になっていた「薬包装シート」。

上の透明プラはPVC、下はアルミシートです。

以前から何度も相談を受けたりしたが、
さすがの中国人でも毛嫌いしていた。

それは「PVC」の価格の安さでした。


それでも「燃やすよりはリサイクル」の考えで
取り組む企業が出てきていました。


下の図は廃棄プラの現状

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大手製薬会社「武田薬品工業」は6月から、薬を包装するシートの再生利用に取り組んでいます。

この会社の工場の一つでは、薬を製造する際に出る包装シートの切れ端が、年間約101トン廃棄されています。


この切れ端はこれまで焼却によるリサイクルをするしかありませんでした。
素材にプラスチックとアルミニウムが使われていて、分離するのが難しかったためです。

そこで新しい技術を導入した廃棄物処理の会社「オリックス環境」の協力により、素材へのリサイクルを始めました。

bunri.png

この技術で、これまで焼却で出ていた二酸化炭素を94%削減できるといいます。

この大手製薬会社は今後、廃棄される包装シートの大半を新技術を使った方法でリサイクルする予定です。

この取り組みは、ほかの製薬会社に広げようという動きが出ているそうです。



・また燃やさないリサイクルをより手軽に実現しようという会社もあります。

スマホケースなどを作っている会社「Hamee」は、さまざまな原料が含まれるプラスチック製品を分離せずそのまま混ぜ合わせることで、手間やコストを抑えて再生利用します。

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他にも製造過程から出る廃プラを、記念品などにする
動きも始まっています。

※アップサイクルは絶対に必要。
そこに「付加価値」を付けないといけない。


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ちょっと驚いたニュース。

・産業振興/鉄スクラップヤードで重機を遠隔操縦/名古屋事業所で実稼働/安全確保、働きやすい環境に/人材採用難に備え、将来は遠隔地から操作も。


そして「プラスチック」の知識を得るのにちょうど良い
動画を見つけたので紹介します。

・樹脂の種類

・プラスチック製品の材料「汎用プラスチック」について解説


※これを見ると割とスッキリすると思います。



今日の中国動画。

・中国黄河の水、灌漑に料金徴収


※いよいよ「黄巾の乱」が起きるのでは?



今日は「倉玉稲荷」(神明社内)

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inari2.png

今が大事。

今日もいい日。


ではでは・・

スクラップマスター南

yukimm425@gmail.com

posted by スクラップマスター at 07:32| 廃プラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする