2023年12月13日

これから寒くなりそうです


こんにちは。

昨日の雨が上がってから風が強くなっています。

冬の典型的な気圧配置「西高東低」。

暖冬と言われていますが来週には「氷」が張る予報も出ている。

皆さんお気をつけて。


★「スクラップヤード」設置を許可制に さいたま市が条例提案(毎日新聞)

鉄くずなど再生資源物を屋外で保管する「スクラップヤード」について、さいたま市は、設置を許可制とする条例案を12月市議会に提案した。

市によると、保管に伴う騒音、振動や不適切な保管による火災発生など、近隣住民とトラブルになるケースが相次いでいた。

同様の条例は千葉県などが制定しており、県外で新規開設できない事業者が、さいたま市に流入する懸念が指摘されていた。

再生資源物であるスクラップは、有価物として取引きされており、廃棄物処理法の規制対象外。

直接規制する法令がなく、市内にある既存施設の騒音などに悩まされる住民から相談を受けても、市は業者に注意するなどしかできなかった。

 今回提案したのは、「再生資源物の屋外保管に関する条例」案。

スクラップのほか、木材、ガラス、コンクリートなどを原材料とする資源物を屋外保管する事業所の設置を規制する。

 条例案では、保管施設を新設する場合は住宅地などから100メートル以上離し、施設の周りに囲いを設置すること、敷地と囲いの間に2メートル以上の緩衝緑地帯を設けること、周辺300メートル以内の住民らへの説明会開催などを義務付けた。

 許可は5年間の更新制。既存施設は届け出をすることで、みなし許可を受けることができる。

条例に違反した場合は勧告、命令のほか、1年以下の懲役や100万円以下の罰金。

可決されれば、来年2月に施行予定。

早期施行を求める要望を受け、当初予定していた来年4月から前倒しした。

市によると、ヤードは市内に約130カ所あるとみられ、住民から相談が寄せられている事業所は9カ所。

全て住宅地から100メートル以内にあるという。
今後、積み荷や囲いの高さ、騒音の規制基準を施行規則で定める。

 同様の条例制定は県議会最大会派の自民党県議団も進めており、12月28日まで同県議団のホームページでパブリックコメント(意見公募)を実施している。

積み荷の高さが規則を超えないようにすることや、囲いを設けること、住民説明会の開催などを義務づける案で、許可は5年間の更新制。

既存施設は経過措置として1年間、条例の規定に関わらず保管業を続けることができるとされている。

※さいたま市内だけで130か所もヤードがあるとは驚きですね。
これは要注目です。

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・環境省、フッ素化合物の一種「PFHxS」を使用禁止に 繊維の撥水加工に一部影響

環境省は11月28日、有機フッ素化合物(PFAS)の一種であるPFHxS(ペルフルオロヘキサンスルホン酸)の製造及び使用禁止を決めた。

繊維製品の一部の撥水(はっすい)加工に使用されており、使用製品の輸入も禁止される。

 人体への健康影響などが懸念される化学物質を規制する化審法を改正し、PFHxS及び使用製品を規制する。

PFHxSは第一種特定化学物質に指定され、24年2月1日から製造、輸入、使用がいずれも禁止される。

これを使って撥水・撥油加工を施した生地や衣服、敷物、半導体製造用の薬剤、消火器・消火剤など使用製品は24年6月1日に輸入禁止となる。

 PFASをめぐっては、世界的に規制強化の動きが強まっている。
数千種類以上あるといわれるPFASについて、米国各州ではすべてを規制対象とする流れが進み、EU(欧州連合)も同様の対応を検討中だ。


※米軍基地だけではなく、日本中の工場や井戸水から
この「有機フッ素化合物」が検出されている。

ダイオキシンよりも大きな問題になり始めた。
「フッ素」類はこれから使われなくなるだろう。


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・金沢の明和工業、もみ殻再資源化装置 循環型農業後押し

環境プラント設計・製造の明和工業(金沢市)が、農業廃棄物の再資源化装置に力を入れている。
もみ殻や間伐材などを炭化し、土壌改良材として使えるようにする。農産物の生産から再資源化までの様々な装置を担い、循環型農業を後押しする。

同社の主力商品は穀物の乾燥施設で使う集じん装置。
粉じんに高速の水をぶつけて処理する「湿式集じん装置」では全国1500カ所以上に納入した実績を持つ。

※もみ殻から「シリカ」を製造することもできます。
技術はどこまでも進みますね。


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・ウクライナ侵攻によるCO2排出量、1億5000万トン 紛争そのものが排出量の25%を占め、大半はロシア軍とウクライナ軍による化石燃料の消費が要因。
難民の移動や、航空機がウクライナを迂回(うかい)することによるCO2排出量も含まれる。

※「SDGs」だと言っても国連常任理事国がこのようなこと。
誰も責任など取らない。
国連の意味が無くなり始めています。


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・プラと電池の規制強化で号砲
( 日経クロステック)

これまでリサイクルは“加点”の取り組みだった。リサイクル材の使用がアピール材料となり、自動車メーカーの企業イメージを向上させた。
だが、規制が導入される今後は対応することが義務となる。
プラスチックとリチウムイオン電池の2領域で、競争の号砲が鳴った。

「規制が厳しくなるので、グローバルでリサイクル材の活用を進めていく。

今、高コストだからといって(リサイクル材を)使わないということではなく、将来に向けて安くしていくために採用を拡大していく」。

自動車リサイクルが転換点を迎えているのではないか―。
トヨタ自動車副社長の中嶋裕樹氏が、日経Automotiveの問いにこう答えた。

 潮目の変化を先読みして、リサイクル材を積極採用しているのが欧州勢である。
スウェーデンVolvo Cars(ボルボ)が2023年11月に日本で発売した新型電気自動車(EV)「EX30」は、リサイクル材の比率を高めることで、従来のボルボ車に比べて、ライフサイクル全体の二酸化炭素(CO2)排出量であるカーボンフットプリント(CFP)を25%削減した。

EX30は、使用するアルミニウム(Al)合金の約25%(質量ベース、以下同)、鋼材の約17%、プラスチックの約17%をリサイクル材とした(図1)。

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記事全文

※これから「車」に関しては高いリサイクル率が
更に求められます。

主に現在廃棄物となっているもの。
ただメーカーが使わないとダメ。

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中国の「走って逃げる洗濯機」

・中国のネット通販 偽物や粗悪品だらけ



今日も笑顔で。

ではでは・・

スクラップマスター南

yukimm425@gmail.com




posted by スクラップマスター at 04:07| 環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする