2023年12月18日

いやあ空気が冷たい!


寒いですね。

久しぶりに感じる「冷たい空気」。

ただ窓から差し込み日差しは暖かい。

雪のエリアの方々ご注意です。



ペットボトルの新しいリサイクル。

・キリン、ペットボトルの資源循環に新技術 短時間・低エネルギーでPETを分解 使用する化学薬品のリサイクルも可能
(食品新聞)

キリンホールディングスのキリン中央研究所はペットボトルの資源循環で新技術を編み出した。

 新技術は、化学的再生法と呼ばれるケミカルリサイクル上の技術となる。
 ケミカルリサイクルは、使用済みペットボトルをPET(ポリエチレンテレフタラート)樹脂の分子レベルまで分解する。

 今回開発された1つ目の新技術は、分解を従来のケミカルリサイクルの手法と比べて短時間・低エネルギーで実現するもの。

 プロセスにアルカリを使用することから「アルカリ分解法」と呼ばれる。

12月15日発表したキリンホールディングスR&D本部キリン中央研究所の三輪真由佳氏は「従来の代表的なケミカルリサイクルではPETを分解するのに数百度程度の非常に高い温度や高圧条件、また数時間におよぶ処理が必要であったのに対し、今回開発した手法ではPETとアルカリ成分とアルコールを一定の割合で混ぜることで、35〜55度という非常に低い温度で、かつ15分程度の短時間でPETを分解できる」と説明する。


 2つ目の新技術は、早稲田大学理工学術院との共同研究で開発された「電気透析」による精製法となる。

 ケミカルリサイクルでは、PETを化学的に分子レベルへ分解した後、精製という工程に入り、脱色・金属イオン除去・晶析を経て純度の高いBHETというモノマー(単量体)に仕上げていく。

「電気透析」では、モノマーに仕上げていく際に必須とされる化学薬品を大幅に削減し、化学薬品の投入により発生が避けられなかった副産物の廃棄を不要とする。
 加えて「PET原料を取得する際、同時にアルカリを再生できるため、このアルカリをPET分解の工程で再利用できる」という。

 現在、この2つの技術は特許出願中で、新たなパートナーを探索して2030年までの実用化を目指す。

 「ペットボトルをリサイクルすることで、リサイクルしなかった場合と比較してCO2排出量などの環境負荷が大幅に削減する事例があるように、今回開発した技術を実用化することでペットボトルの資源循環を牽引して次世代につなげていきたい」と意欲をのぞかせる。

 なお、三菱ケミカルとの共同プロジェクトによるケミカルリサイクルの新技術に関する取り組みは収益性確保のめどが立たないとの理由で10月末に終了した。

※このような感じで色々なプラが再利用されるようになります。
問題は「採算が合うか?」だけです。


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(d menu ニュース)より

・温暖化、アマゾンの川幅が1年で半分に…ブラジルの先住民族相「地球はこれ以上耐えられない」

地球温暖化の影響とみられる異常気象は、南米に広がる世界最大の熱帯雨林アマゾンも直撃している。
今秋には観測史上最悪の干ばつで河川が干上がり、漁労で生計をたてる先住民の暮らしを脅かした。

アマゾンの6割を占めるブラジルのソニア・グァジャジャラ先住民族相は読売新聞の取材に、「『地球はもはやこれ以上の破壊に耐えられない』との警告に世界は耳を傾けるべきだ」と訴える。

 ソニア氏はアマゾンの先住民の部族出身。
アラブ首長国連邦(UAE)で開催中の国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)に出席し、気候災害の被害を受けやすい未開発地域で生活する先住民の保護策について、各国の指導者らと議論を交わしている。

 ブラジルのアマゾン川流域は今年9〜10月、深刻な干ばつに見舞われた。

米海洋大気局(NOAA)などによると、支流のネグロ川の水位はアマゾナス州都マナウス付近で10月下旬、記録のある1903年以降で最も低い12・7メートルを記録。
これまでは2010年10月の13・63メートルが過去最低だった。

本紙が欧州宇宙機関の地球観測衛星「センチネル2」の画像を分析すると、支流のテフェ川(湖)では、昨年10月上旬には約6キロあった川幅の一部が、今年10月中旬には半分以下になった。

 ソニア氏によると、アマゾン地域では近年、異常気象が相次ぎ、先住民たちは、洪水で住む土地を追われたり、干ばつで魚が大量に死ぬなど深刻な水不足や食糧難に悩まされたりしている。

ソニア氏は「COPを28回も開催しているのに、温室効果ガスの排出は減らず、気温上昇は止まらない。対策を根本的に変える必要がある」と強調する。

 アマゾンの熱帯雨林は、二酸化炭素(CO2)を大量に吸収して酸素を生み出すことから「地球の肺」と呼ばれる。

ブラジルはアマゾン保護を打ち出し、2年後のCOP30を、多くの先住民が暮らすアマゾン地域のベレンに誘致した。
ソニア氏は「気候変動の影響に苦しむ多くの人の声に世界中の国が耳を傾け、尊重する機会となるはずだ」と期待を込める。

※これが本当に「温暖化」なのかどうかは分からないが、
気候自体がおかしくなっているのは事実。

地球上の大気の流れが変わると、雨の量は極端になります。
アマゾンの緑地自体も減っていますが。

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始まった「化石燃料時代の終わり」 COP28成果文書が示したもの
(毎日新聞)

・アラブ首長国連邦(UAE)ドバイでの国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)で13日に採択された成果文書には「脱化石燃料」を進めるという方針が明記された。
今回の合意は産油国などにも配慮しつつ、「『化石燃料時代の終わり』の始まり」(同条約のスティル事務局長)というメッセージを打ち出した点に意義がある。

※それでもなかなか進まないし、決まっても結局ずるずる何年も経っていく。


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中国情報。

・中国 献血しないと子供入学出来ず 大雪事故が多発 社会の事情


そして「追いはぎだらけ」。

・広東省の高速道路で、匪賊出没


※前に中国行った時に「高速道路の路側近くは絶対に走らない」と。

聞けば道路の横からいきなり釘を大量に打ち付けた材木が
投げ込まれるという。
タイヤが乗り上げるとパンクしてしまう。
すると「盗賊」が強盗しにやって来ると。
だから道路の真ん中近くを走らないといけないらしい。

相変わらずの追いはぎ国家です。



今日は再建中の「阿蘇神社」の進行状況。

aso.png


今年も残り2週間。

今日も笑顔で。

ではでは・・

スクラップマスター南

yukimm425@gmail.com


posted by スクラップマスター at 11:44| ペットボトル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする