こんにちは。
「CBDC」デジタル通貨の説明で、中田敦彦のYouTubeが
非常に分かりやすいので中身を紹介。
電子マネー。
最初はチャージして使うだけだった。
次は銀行口座とひも付いて、チャージしなくても使える。
LINEpayのように送金も可能になった。
でも上限がある(小口しかできない)
Suicaでも上限がある。
小口の決済や送金に対応している。
LINEpayは一日10万円の上限がある。
Suicaは20000円が上限。
一民間企業が作ったサービス。
「加盟店」でしか使えない。
ここが「通貨」と違う。
「小口」「加盟店のみ」が電子マネーの限界。
次に「仮想通貨」が出てきた。
ブロックチェーンを使い、国家は必要ない。
ビットコインは「投機目的」でたくさん買われた。
ただ「安定性が薄い」(ボラティリティーが大きい)。
※ボラティリティー(価格変動の大きさ)
結局「通貨」としては使えない。
名前も「仮想通貨」 → 「暗号資産」と変わってきた。
※株や金と同じで資産価値が高い。
ブロックチェーンの技術は凄いので、安定すればよい。
ここで「ステーブル(安定している)コイン」が出てきた。
※例としては1コイン=1ドル。
ドルで担保する。(兌換券と同じ考え)
仮想通貨は何の価値もない所から価値を作った。
※アメリカドルは現在「不兌換券」
これはアメリカの信用でもっている。
アルゴリズム型のステーブルコインもでている。
※金融政策と同じ。
最大の問題は皆が使ってくれるかどうか。
Metaのマーク・ザッカーバーグが「リブラ計画」をぶち上げた。
(libra)
ステーブルコインを一気に普及させることができる。
Facebookユーザーは25億人いる。
技術もプラットホームも整っている。
でも物凄く怒られた。
色々な国の中央銀行に。
表向きは「個人情報流出」などの懸念。
国家がやるようなことで、BIGデーターを扱うな、と。
そこでリブラでやる事を「diem」と名前を変えている。
これは「国家の利益と権力」に関わる事だから。
通貨発行は国家の独占産業なのか?
結局は「パワーバランス」
でも中国は出来るという事で始めた。
「デジタル人民元」
2022年冬季オリンピックで実際に使われた。
他国も中国に文句は言えない。
ドルという基軸通貨の時代から「デジタル人民元」の時代と。
(通貨別取引高のシェア)
デジタル通貨はどのくらい魅力的か?
中国ではアリババのAlipayが1社独占。
ジャック・マー「決済を制するものは世界を制する」
アリペイを運営するアントグループが上場するという時にストップがかかった。
「それは中国共産党がやる」と。
ジャック・マーの覇権はそこで終了。
(豚は太らせて食われた)
基本的に「電子マネー」と「デジタル通貨」はライバル関係になる。
「パワーゲーム」
でもそんなに需要があるのか?
この世界には銀行口座を持っていない人が17億人いる。
そして銀行口座の必要性とは。
・銀行に預けると利子がついてくる。
(誰も利子を期待していない)
あとは「保管」「送金」「決済」。
「決済」と「送金」のために銀行に預けている。
貧困層で口座を持っていない人は出来ない。
でもパソコンやスマホで出来る時代。
今、17億人のうち10億人が「スマホ」は持っている。
現在の生きるインフラはスマホ。
スマホがあれば銀行口座は要らない。
10億人が使う。
海外に出稼ぎに行っている人達、本国にお金を送りたい。
口座を持っていても手数料が高いし、日数もかかる。
デジタル通貨なら手数料はほぼゼロ。
コストのかからない送金ができる。
即日スマホで送金できる。
だから絶対に使う。
また富裕層や企業、海外送金は日常茶飯事。
さらに富裕層の資産逃避。
※いつでも海外に送れるようにしたい。
国の銀行に入れたら止められてしまう。
2011年のギリシャの経済危機の時。
キプロスがギリシャ国債を大量に持っていた。
キプロスの銀行が崩壊した。
※キプロスはタックスヘイブン。
EUが銀行を助ける代わりに、預金に税金をかけろと脅す。
(※約10%の税金)
その時に富裕層がお金を逃がすために何をやったのか?
ビットコインを買った。
価格変動が激しかったが、すぐに買えるのがビットコインだった。
だからデジタルコインの需要は世界中にある。
海外送金が無料に近い金額でできる。
そして早いのが非常に魅力的。
通貨を御したい。
次回「CBDCを制する国が世界を牛耳る」
今回はここまで。
ではでは・・
スクラップマスター南
yukimm425@gmail.com