2023年06月13日
メルカリでリユース??
こんにちは。
今日は梅雨前線も離れて気持ちの良い朝です。
ただ地元の農業被害は思った以上に深刻でした。
逆に言えば今まで何もなかったので、
脆弱性が浮き彫りになったようです。
とにかく早く元に戻って欲しい。
昨日会った社長と話をしている時に、自治体が
メルカリやジモティを利用し始めたと伝えたら
目を丸くしていました。
愛知県蒲郡市では始まっています。
すると昨日のニュースでも同様な事が載っていた。
・粗大ごみを販売、メルカリにも出品 自治体が主導するリユースの動き
自治体が回収する粗大ごみ。
まだ利用できそうな家具を、インターネット上やリサイクルショップで販売する行政の動きが複数出ている。
フリマアプリ「メルカリ」内で利用できるECサイト「メルカリShops」では、2023年6月5日から8件の自治体が販売を開始。
うち、名古屋市と茨城県行方市は、粗大ごみを出品している。
メルカリShopsでのショップ情報によると両市は、家庭から回収した粗大ごみのうち、使用可能なものを出品している。
排出されるごみの減量や、市民のリユース意識向上のための取り組みだ。
名古屋市のメルカリShops内ページを見ると、300円(税込、以下同)のイスや机、姿見など安価な商品が40品近く出品されている。
中には300円のエレキベースや1200円のアコースティックギターも。いずれも粗大ごみとされていたものだ。
行方市では9品が出品中。
サイドボードやイスのほか、5000円の熊の置物や七福神・布袋の像など、変わった品が販売されている。
商品の発送はなく、購入者が直接ごみ関連施設で引き取る。
名古屋市では「南リサイクルプラザ」で、行方市では「行方市環境美化センター」で受け渡す。
「ジモティー」も選択肢
こうした動きは、他にも。
町田市では粗大ごみ収集業者「まちだエコライフ推進公社」と協力。
粗大ごみを修理、再生し、市内の「リサイクルショップまちエコ」で安価で販売する取り組みをしている。
東京都品川区では、2022年9月から地域密着型の取引サイト「ジモティー」を活用。
粗大ごみの中から使えるものを選別し、ジモティー上で引き取り手を募集している。
受け取るには品川区資源化センターまで向かう必要があるが、受け渡しは無料だ。
23年6月8日現在は、空気清浄機やスチームオーブントースター、ゴルフクラブなど幅広いジャンルの品が掲載されている。
環境省では自治体に向け、リユースの取組方法についてまとめた「市町村による使用済製品等のリユース取組促進のための手引き」を2015年に公開するなど、リユース品の活性化を推進している。
同省が23年3月に公開した「令和4年度適正なリユースの促進及び違法な不用品回収業者対策に向けた調査・検討業務報告書」。
そこに、三菱UFJ リサーチ&コンサルティングによる「リユースの取組」についての調査結果がある。
22年11月9日〜12月9日にかけ、1741件の自治体に実施したものだ。
回答数は、1143件。
うち、29.6%(338件)ではリユースの必要性の情報提供など、リユースの普及啓発活動を実施。
13.4%(153件)は、ごみとして回収したものを選別して販売したり、リユース業者が買い取ったりする「市区町村回収後選別」に取り組んでいるとのことだ。
※よく考えると一種の「シェア」文化の到来ですね。
「モッタイナイ」と「モウケタイ」のせめぎ合い。
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漁獲高が過去最低。
※過去の比較年度が古すぎると思う。
せめて2000年くらいの比較でないと差が大きすぎる。
黒潮の蛇行も影響が大きくて流れも遅くなっている。
つまり地球の動きはすべて関係している。
そのうち回転ずしももっと高くなりますので、
今のうちに腹いっぱい食べましょう。
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今日の中国おすすめ動画。
・中国警察の実態に迫る
★これは絶対に見てください。
ビックリします。
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最近リサイクルや環境事業の方達が「動画」を投稿して、
今まで㊙だったようなことをオープンにしてます。
業界の人にしたら迷惑でしょうが、他の人達からしたら
歓迎でしょう。
今日は潟Gコ・マテリアルの社長動画を紹介します。
興味ある方は登録して視聴してください。
中澤社長 未来を語る 株式会社エコ・マテリアル
今日は「三峯神社 縁結びの木」
良いご縁を。
今日もいい日。
ではでは・・
スクラップマスター南
yukimm425@gmail.com
2023年04月17日
2年ぶりに会います
こんにちは。
今日もいい日ですが、先日驚きの出来事が起きた。
アルミ製の爆弾を岸田首相に投げつけた「テロ」が
また起きた。
これからは防御盾などが必要です。
しかし野党の人達はどう考えているのだろう。
アメリカ並みの対策が必要では。
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土曜日に友人会社の人に営業方法をレクチャーした。
僕らの時と違い、情報が凄い速さで駆け巡る時代。
なにより「同業者」が増えすぎている。
でも逆に便利にもなっています。
昔は地図帳を見ながら車を走らせた。
でも今は「ナビ」もあるし、複数の住所を打ち込めば
最適なルートを出してくれるアプリもある。
「効率化」も非常に大事だろう。
要は「知恵とやる気」があるかどうかだけ。
時代に合ったやり方は絶対に存在します。
今日はこの2年ほど音信不通だった人に会う。
6年ほど前に大きな会社(動脈産業)に入って、
会社からでるスクラップの多さに驚き、それを
有効活用するように社長に進言。
そして「リサイクル部門」を立ち上げた人。
色々な事にチャレンジしていた。
そして忙しくなったため、連絡が来なくなったが、
先日「やっと時間が取れたので会いたい」と。
立派な事業紹介のチラシを送ってくれた。
スクラップ買取から、「片付け」なども行い、
現在は「リユース品」の海外販売まで行っている。
そりゃ忙しかったわけだ。
今日はその拠点を案内してくれるそうだ。
前に見た時はまだ少ししか物が置いてなかったが、
相当変わったと言っているので楽しみです。
ひょっとしたらこちらで紹介するかもです。
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★ちょっと中国情報
・4/13に中国国防省が「徴兵制度改正」を発表。
今年の5月1日より。
メイン対象は「大学生」。
今までは徴兵制と言っていても「募兵制」だった。
大学生であれば、在学中や卒業後1年以内に応募すると
優先的に採用される。
地方政府は特定の学生に「徴兵令」を出すことが出来る。
命令を受けると参加しなければいけない。
今回は「戦時徴兵」というルールも作った。
戦争になると政府は国民に命令を出します。
国民は参加しなければいけない。
これは「退役軍人」「参加したことがない人」も対象。
※大卒者の就職難の問題もはらんでいると思います。
そうでなければ台湾問題が近いのでは?
今日は「大神神社の大鳥居と三輪山」
今日もいい日。
ではでは・・
スクラップマスター南
yukimm425@gmailcom
2023年02月20日
これは「価値」あるのか?
こんにちは。
今回はちょっと昔話をしてみる。
鉄も非鉄も安く、中国もまだ動いていない時代。
その時勤めていた「鉄屋」での出来事。
ある工場で解体があった。
その解体屋から連絡があり引き取りの車が廻った。
重量は約5〜6トンの「発電機」だった。
引き取りに行った車は「高アオリ」の平ボディー。
クレーンで吊り上げて積んだそうだ。
ところが車が戻ってきたのは「夕方6時過ぎ」。
その車は翌日から引き取りで使うことが決まっていたので、
どうしても「積み荷」を降ろさないといけない。
さあ困った。
問題はクレーンを手配できない事。
それを「発電機」と知らなかったこと。
そしてこの荷物が来るという事を、担当者が
全く分かっていなかったこと。
(僕は担当外)
そこで当時の工場長は何とかした。
どうやったかというと「天井クレーン」の玉を外して、
さらにユンボを横付けして「ガッシリ」と掴んで、
クレーンと合わせて何とか降ろした。
単純に「スクラップ」にするのだったら問題ない。
でも「発電機」が入ってくることを担当者が
全く知らなかったことが実は大問題。
吊り上げて、トラックを逃がした後ユンボとリフトで
隅に寄せてその日は終了。
問題は翌日。
中古機械の輸出をやっていた専門家(日本人)が
それを見に来た。
そして現物を見て絶句。
「なんで壊した!!」と。
「綺麗に降ろしてあれば500万円で買えた。」と。
それを聞いた当時の上司は激怒。
「どうしてこうなった!!」と。
怒ろうが怒鳴ろうがどうしようもない。
現場は何にも聞いていなかったから。
当時は鉄も非鉄もメチャクチャ安い時代。
モーターもスケール引きで、鉄くずに混ぜていた時代。
今の様に「中古品輸出」などやっている人も
物凄く少ない時代。
だから「スクラップ屋」に「中古品で売る」などという
発想はなかった。
いまだったら全然違うだろうが、問題はそのものの「価値」を
気づける体質の会社かどうか?
仕事終わればフィリピンパブに入り浸っている人達では
期待する方が無理。
本当に「安全」とか信じられないほど気にしない時代。
やはり「スクラップダウン」は最終手段。
だから初めて「浜屋」さんにお邪魔して、そのやり方を
見学した時に衝撃を受けた。
まず「リユース」で売るというより、「使ってもらう」
ことを最重要課題にしていること。
そして集荷する人たちにも、その価値を維持することが
「利益」にも繋がっていると理解させてること。
ただ「スクラップ程いい商売は無い」という社長もいた。
どれほど乱暴に扱ってもいい。
鉄・アルミ・ステンなどは「雨」に濡れようが、
錆が浮かぼうが「絶対に売れる」から良い、と。
でもそれは地方の有力業者で、そこしか持って行くところ
なくて、価格も低くできた時代。
先日友人社長が「中華系ヤード業者」はまったく利益が
でていないのに、なんでやっているのか?と。
皆やる時は「競争」がある事を忘れており、
実際に参入して初めて分かるから。
結局日本で集荷して「中国が高く買ってくれる」という
状況でないと難しい。
あとは少々グレーな事をやらないと
利益などでない。
昔のように何でもかんでもいい加減にやって
いい時代ではないから。
やはりスクラップの金属価値だけではなく、
そのものの「価値」を知っておかないといけない
時代になった。
地方自治体が「メルカリ」を使う時代です。
まあアメリカと同様に「大手」が小さなところを
纏める時代になるかもしれません。
なんにしても「差別化」できるか?です。
またスクラップの延長上の「何か?」を作るには
知恵と知識、時代を見ないといけないですね。
「困っていること」の中に答えがありそうです。
ではでは・・
スクラップマスター南
yukimm425@gmail.com