昨日久しぶりに「浜屋」さんにお伺いしました。
アイアールユニバースの棚町社長も一緒です。
棚町さんの方で記事になると思うので、少しだけ。
実は「メルカリ」の影響が気になっていた。
「家庭」「個人」から出る物が究極だと思っていたので、
「リユース業」では打撃が大きいと思っていた。
でも先日テレビで、「ブックオフ」が超大型店舗を
開店したとやっていた。
開店前から「段ボール」に一杯詰めてお客が待っている。
それも大量に。
「???」何でだろう?
そんな疑問があったから。
確かに「メルカリ」がみんなに「火」を付けた。
若い人を中心に「売る」という事が流行った。
さらに少々の傷、サビがあっても「欲しい」という
ニーズが発見されたりした。
実は僕も登録だけはしてある。
ただ、出品をしても、問い合わせに対して対応を
しなければいけない。
当然ながら「発送」しなければならないのだ。
これが非常に手間がかかり、面倒。
今回一緒に行った仲間の一人が実際にメルカリを
利用していた。
最初は「メルカリハイ」の状態になって非常に楽しい。
ところが段々とメールのやりとりも億劫になり、
作業も面倒になって、現在はやっていない。
で、「どうですか?」と聞いたら、意外な答え。
日本人はあまり「売る」ことに慣れていなかった。
ところが今回のメルカリで、「売っても良いんだ。」。
「誰かに浸かって欲しい。」という「空気」が生まれた。
つまり今まで1〜2割くらいの人達しか動いていなかった
「市場」への参加者が、一気に増えた。
捨てるよりは「売りたい。」。
けど発送やメールのやり取りは苦手という人達が、
既存のリサイクル屋に押し掛けるようになった。
仕入の市場が、一気に拡大したのが非常に大きい。
例えると、数件のラーメン屋が競争していたところに、
違うジャンルの「ラーメン屋」が増えて大変になった。
でもそのエリア全体が「ラーメン博物館」のようになって、
一気に巨大な人気スポットになったような感じ。
要は「化けて、巨大化」した。
今回の「浜屋」さんについては「アイアールユニバース」が
またレポートにすると思うので、私はここまで。
で、帰りに品川の焼き鳥屋の片隅で話をした。
棚町さんが来年の1/30にバッテリーサミットを開催する。
彼は3年ほど前から「リチウムイオンバッテリー」を含む
色々なバッテリーの関係者と接触していた。
そして今回のバッテリーサミットも前から企画していた。
そうしたら「参加者吉野さんがノーベル賞受賞」した。
「僕は今回非常についている」と言っていた。
吉野さんの話が聞ける非常に良い機会。
また今後のバッテリーに関して、聞いておいた方が良い。
以下に紹介させて頂きます。
Battery Summit 2020 (1/30) 開催のご案内
IRRSGでは毎年1月末にLIBSUMMITを開催しておりますが、
来年2020年1月30日にもおなじみの学士会館で開催する
こととなりました。
今回は2つの意味でお祝いの場となります。
ひとつは見事ノーベル化学賞を受賞された旭化成
名誉フェローの吉野彰先生の記念講演会であること、
もうひとつは吉野彰先生の誕生日でもあります。
日本シリーズの始球式にも出られるほどご多忙な
吉野先生ではございますが、今回もご登壇いただく
予定でおります。
こうした吉野先生のノーベル化学賞への道、LIBの未来を
語るとともに、他の電池、すなわち伝統的な鉛電池、
ニッカド電池、ニッケル水素電池についても斯界の方々に
お話しいただく予定でございます。
また、吉野先生と同じく常にノーベル賞の候補に挙がって
おられる元ソニー業務執行役員上席常務の西様にもご登壇
いただくことが決定致しました。
全ての電池ファン、吉野ファン、西ファンにお集まり
いただけましたら幸いです。
バッテリーサミットの参加詳細はこちら
MIRU
ではでは・・・
スクラップマスター南
yukimm425@gmail.com
2019年05月18日
浜屋さんに行ってきました。
日本を代表する「リユースの雄」浜屋さん。
昨日ご縁があり本店をお邪魔しました。
以前から非常に興味深い会社でしたが、
中々お邪魔するまでには至らなかった。
こちらは「リサイクル」「原料」であったし、
向こうは「リユース」だから別のカテゴリーになる。
今回は私のブログを見ての、先方よりの希望。
ちょうど良い機会を頂きました。
先方が聞きたいのは「油化装置」です。
でもそれ以外の色々なお話もさせて頂きました。
その後、ヤード内、倉庫まで案内して頂き、
質問にも丁寧に答えて頂き感謝です。
以前に静岡の浜屋さんに行ったことがある。
すると1つのジャンルに対しての説明が
半端なくしっかりしている。
ジャンルごとに「取り扱えるもの」「扱えない物」
「新たな情報」「変更したこと」等の情報が凄い。
また、持ち込みの品物を通信デバイスで管理している。
それが直接事務所に行き、仕入伝票で支払いを行い、
そのまま在庫管理に使われる。
一種のポスシステムのような感じで、紙は使わない。
取扱いの商品数にも驚いた。
ありとあらゆる物が「対象」になっている。
私はどうしても「金属、プラ関係」の物がリユースと
考えてしまうが、木のこけし、釣竿、皿等々。
へーと驚くほどの種類があるし、それを管理することが
できないと続かない芸当だと感じた。
常に新たな物に挑戦しながら、「お客を大事」にして
「Win Win」の関係を本当に大事にしている。
どっかの鉄くず屋に聞かせてあげたい。
この会社は更に伸びると思います。
ちょうど大きな時代の変革期が来ましたが、
この会社は大丈夫。
何故か?
「常に日々変革をしているから、今回が特別ではない。」
これが徹底しているから、大丈夫。
またお邪魔させて下さい。
ではでは・・・
スクラップマスター南
yukimm425@gmail.com
今月末までのお薦め「550円」で手に入る本はこちら
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5月末に特別レポート送ります。
「5月末待ってる」とメール下さい。
メールこちら
scrapmaster.ym@gmail.com
2019年04月24日
それ本当ですか!
その社長はいつものように集まった電子部品を
整理していた。
ドラム状に巻かれた夥しい数の「ICチップ」。
未使用の電子部品類。
当然社長もどのように売ったらよいかは知っている。
でも、たった一つの売り方しか知らなかった。
それは「貴金属の精錬会社に売る」ことだけ。
彼は売り先に手間を掛けさせないために、
すべてケース(プラ容器)から出してくれた。
「多分キロ1000円くらいにはなるだろう」。
「全部で40sだから4万円にはなるだろう」と。
そして買取業者のH君に来てもらった。
呼ばれてきたH君は、その傍らにあった空の容器を
見て驚愕した。
「社長、これこの容器に入っていたのですか?」と質問。
「そうだけど、H君が取扱いしやすいように全部出しておいた」
さも得意げに「やっておいたんだぞ!」と。
それを聞いたH君「なんて事を、モッタイナイ!」と叫んだ。
社長は頭の中が「???」、感謝されると思っていた。
「これまた入りますか?」とH君。
「来月多分同じくらい入ってくるはず」と社長。
「今度はそのままの状態で、決して濡らさず、丁寧に
倉庫の奥に保管して下さい」とH君。
「間違いなく化けますから」とH君は言って
40sのICチップは持って行った。
その40sはやはり4万円くらいの価値でした。
そして次の月に「H君、同じの同じくらいの量来た」と
電話連絡があり、H君は飛んで行った。
「大丈夫です。預からせて頂きます。」と言って引き取った。
ここからH君は必死になってこれを処理した。
結論から言えば、社長に払った金額は言えないけども、
H君は40sのICチップの容器に入ったままの状態で売った。
たった40sの売った金額は800万円。
驚愕の事実。
ザックリ前回の4万円の200倍になった。
当然チップの種類や、流行り廃りがあるので全部が
そのようになることはありえない。
ただし、これはH君しか持っていない「流通ルート」が
あるからだ。
南では絶対に無理な芸当。
相当精通しており、その販売ルートがなければ無理。
世の中にはその価値を知らずに、「精錬に高く売った」。
そういう人達はもの凄い数いると思う。
本当にごく一部の人達しかしらない販売ルート。
これはその一部です。
更にもう一つの事例を紹介します。
ある大手通販会社のサーバー入れ替えの見積もりが
知り合いの会社に来た。
約1000台のサーバー入れ替えによって出てくる物。
1000台の内130台ほどが、ある程度は新しい物。
残りは古いタイプだった。
(写真はイメージ)
彼はそこそこ良い価格を提示した。
でも見積もりを取った会社から、H君にも依頼が来た。
H君は結構な金額を提示していたから、「有価物」になると
完全に思い込んでいた。
その見積り内容はこうだ。
「連休中に3日間で、搬出・処理もやってもらって買えるか?」
先の業者の見積もりを聞いてH君も怒った。
彼は作業料金を差し引いても、十分すぎるほどの金額を
業者に提示していたが、その金額が凄い。
撤去・処分費込みで500万円頂きます。マイナス。
さすがに会社はそんな金は出せないとH君に泣きついた。
結局H君は3日間、人と車を総動員して撤去した。
そしてその会社に支払った。
その金額は撤去費用等、経費を差し引いた金額。
驚愕の1300万円支払った。
一方の業者は▲500万円の請求。
差額1800万円。
これが活かし、リユースの世界です。
さてこのH君は誰でしょう?
このような人が仲間だったら?
H君の仲間になった方が絶対に良いです。
それがこちらの会社です。
リチャージ株式会社
是非問い合わせして下さい。
こちらからどうぞ。
リチャージ 株式会社
http://re-charge.world/
ではでは・・・・
※すべてが高く売れる訳ではありませんが、
現状の見積もり等はできます。
スクラップマスター南
yukimm425@gmail.com

