2019年09月24日

フィリピンで動き出した。

キャプチャ.JPG


[13日ロイターより]

フィリピンのバヤーナンで、環境保護と国民への
食糧提供を目的に、コメとプラスチックごみの
交換プログラムが開始された。


住民はプラごみ2キロにつき、政府からコメ1sがもらえる。

ごみは政府に送られ、適切にリサイクル・処分される。

ここのコメ1sの価格は約76円。

貧困率の高い国では多くの人にとって高価だ。


フィリピンではプラスチック廃棄物の約8割が
不法投棄されているようだ。


さすがにこれではダメだと、政府が動き出した。

プラ2キロでコメ1キロ(76円)。

プラ1キロで38円ということ。


これは非常に高いのでフィリピンの本気度が
解かりますね。


油化装置社長もフィリピンとやり取りしております。

フィリピンは「ごみ焼却」は一切禁止になったそうです。

それこそ「リサイクル」しかありませんね。



今回メデタク結婚して、環境相になった小泉君。

あまり薄っぺらな言葉を使っていると、元総理の〇山さんと
同じだと捉えられかねません。

特に「福島原発問題」「火力発電」等多くの問題があります。


人気はありますが、何かやったような記憶はありません。

是非ここでまともな事をやって頂きたいです。


ではでは・・・


スクラップマスター南

yukimm425@gmail.com

posted by スクラップマスター at 08:25| アジア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月02日

プラの東南アジアマーケットの資料


昨日の資料とは別に「東南アジア」のプラの情報。


◆マレーシア

再生原料に関しては5/21に環境省から発表された。

海外からの輸入プラスチック問題に関して、未だ未解決のままと
なっており、シップバックの対象となっているコンテナも
港に一部保管されている模様。

関係各国は即問題解決に対応すべきである。
政府から認定を受け、輸入ライセンスを取得している企業は
現状安定的に輸入ができているが、「今回の問題が影響して
通関時間が通常であれば1〜3日に対して現在5〜7を
要している。」と、不安の声が上がっている。

※トピックとしてマハティール首相が中止していた中国企業との
東海岸鉄道の建設再開を発表。
実質経済成長率の低迷に歯止めをかけ、内需の回復を第一優先の
思惑が見える。

◆ベトナム

6月のPEバージン・再生原料輸入量は約20万トンと
前月より微増。今後は徐々に増えると予想される。

PEバージン原料は、現状海外からの輸入に頼らないと
いけないが、2023年にSCGケミカル社がベトナム国内
で生産を行うと発表。

再生原料に関しては、市況に左右されない安定した相場で推移。
その他のASEANの国々が輸入規制を厳格化させる中、
このままではベトナム一辺倒に輸出が強まることが予想される。

◆インドネシア・カンボジア

インドネシア政府は、7/2にバタム港に輸入されたプラごみが
積載された49コンテナを出港元のアメリカ・カナダ・
オーストラリア・ドイツ・フランスに送り返すと発表。

コンテナの中には、生活ゴミ・医療ごみ等様々な生活ゴミが
積み込まれていたと説明。
今後主要港であるジャカルタ港等でも波及し、プスチックを積載
しているコンテナを対象に厳しく輸入検査を実施する。

カンボジア政府も7/16にシアヌーク港に輸入されたプラごみが
積載された83のコンテナをアメリカ・カナダに送り返すと発表。

コンテナの中から、電子ゴミ・オイル等が付着した再生不可能な
プラスチックが積載されていた。
またカンボジアは、ベトナムのダナン港・タイのレムチャバン港
よりコンテナを一時輸入し内陸輸送されるケースもある。

今まではそれぞれの国境での輸入検査は適当に行われていたが、
環境省は今後取り締まりを強化すると発表。

※このように輸出相手国の環境を無視し、自己の利益だけを第一
優先に考える業者が後を絶たない。
各輸出国は税関での厳格な輸出検査を実施し、このような者を
一刻も早く排除するような体制を整える時に来ている。


最近のニュースで、アメリカがベトナムに対して牽制を始めた。

中国のダミーになっているとの疑惑だ。

だからベトナムの関税はコンテナ検査を強化して、その疑いを
晴らすことに必死になっている。

もしベトナムが中国と同様に大幅な関税をかけられたら、
中国からベトナムに移動した再生プラ業者は大打撃を受ける。


また、中国でプラ製品を作っている会社が、「アメリカ」
に生産拠点を作り始めた。

やはり25%の関税は息の根を止めるという事だ。



ではでは・・・

スクラップマスター南

yukimm425@gmail.com
posted by スクラップマスター at 09:01| アジア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月24日

眼底出血から1ヶ月


先月の1月20日の朝に目の中で出血。

左目が見えなくなって病院へ。

その日に行った眼科では、出血ではないと言われる。

休み明けに近くの眼科で再検査。


「完全に出血です。」と言われた。

しばらく薬で様子を見ましょうと。

2週間後に行ったら「紹介状を書く」と。

すぐに手術です。

網膜が剥離してきてる。


そこで昼に行った病院で4時には手術。

16日に退院して、昨日経過見る検査。


「順調です。保護眼鏡も止めていいです。」

「お酒も常識の範囲内ならいいです。」

「車の運転も大丈夫です。」


2週間後に再度行きますが、とりあえずはOK。



今年に入っていきなりの1ヶ月間のリタイア。


昨年12月よりの禁煙。

1ヶ月の禁酒と外出禁止。


まあこれも私の人生の中の一コマ。

これはこれで意味があるはず。


・・・・・・・・・

そんなこんなで海外の友人と電話で長話。


日本からマレーシアに「雑品」が出ている。

マレーシアは厳しいと言っていたのに何故?


でも彼の友人・知り合いの中国人たちは、

マレーシアから撤退を始めている。


大体1億円程の投資をしたそうだ。

でも人の問題で引っかかる。


中国の人達はミャンマーやラオスの人を

マレーシアで働かせようと動いている。


でもマレーシアでは、マレーシアの人を雇わないと

いけない法律が立派にある。


でもマレーシアはシンガポールの次に

物価が高い。(東南アジアで)


そして内緒でやろうとしても

必ずばれて「違反」とされてしまう。



友人の話を総合すると、以下の様になる。

@中国の人達が慌ててマレーシアに行ったが、
 自分達が思うほどの事はできない。

A意気込んで投資をしたが、10人中7人は
 すでにマレーシアでの事業をあきらめた。

B中国の人達が思っている以上に
 マレーシアでの環境問題は大きい。

Cマレーシアにゴミとなる物を入れる事は
 マレーシア人が許さない方向に動いている。

上記の@〜Cを考えるとそんなに上手く行くとは

考えられない。

現在は調整中と見るべきだろう。



ここで雑線の「ナゲット屑」の話になった。


前から話しているように、雑線(40%前後)を

ナゲット加工すると、6割ほどが「ゴミ」になる。


すべてがFケーブルという事はあまり無い。


でもナゲット屑に入っている「塩ビ以外」の割合。

多分10%〜20%くらいだと思います。
(紙・麻・他含む)


100トンの雑線をナゲット処理すれば、

約60トンの「ゴミ」が出来る。

処理費がキロ50円とすると、

60,000s×50円=▲300万円。

300万円÷100トン=キロ30円。


つまり1トンあたり、今までよりも

キロ30円安くなければならない。


でも輸出とのバランスを考えると

どっちが良いのかは判らない。


で、60トンの「ナゲット屑」から「塩ビ」を

「リサイクル」できれば、優位に立てるだろう。


実は昔から同様な話はある。


事実20年前は「ナゲット屑」は高く売れていた。


また中国で加工された雑線の「屑」に関しては

「中国」に物があるから出来た芸当。


やはり現在では「絶対に無理」とは言えないが、

「絶対にやらない方が良い」と提案できる。


それほど難しく、価格も落ちており、メリットがない。



だとすると「日本国内での処理」に真剣に

取り組むしかないのかな?と思う。


1ヶ月じっとしていたら、外は春の陽気。


3月からは動き回りますよ。



ではでは・・・


スクラップマスター南

yukimm425@gmail.com

posted by スクラップマスター at 10:06| アジア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする