こんにちは。
先日溢れそうだった川の土手を歩いてみました。
あと50cm水が上がってきたら溢れていたね。
まあ運が良かったですが、あれが基準となるので
それより雨が強ければすぐに避難ですね。
今回は本当に運が良かった。
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話題の「天然ガス」ってよく分かってますか?
EU内はロシアの天然ガスに頼っていたので、
昨年は史上最高の石炭火力の稼働がありました。
あれほど「石炭禁止!!」と言っていた欧州がです。
それほどロシアの天然ガスが重要だったという事。
では「天然ガス」って、そもそも何?から。
(幸手都市ガス鰍ウんの資料より)
★不純物をほとんど含まずクリーン
良く燃える気体・メタンを主成分としている天然ガスは不純物をほとんど含まないクリーンエネルギーです。
しかも、天然ガスを冷却して液化天然ガス(LNG)にする作業の過程で、塵の除去・硫黄酸化物の除去・脱水・脱湿などの処理をするため液化天然ガスを気化させた天然ガスはクリーンに燃焼します。
都市ガスはクリーンな天然ガスが原料です。
都市ガスを燃やした場合にはSOx(硫黄酸化物)やばい塵の発生はゼロ。
地球温暖化を招くCO2(二酸化炭素)や大気汚染・酸性雨の原因となるNOx(窒素酸化物)の排出量も、石油や石炭に比べて30%から40%も少なく、地球規模の環境保全に役立つエネルギーといえます。

★空気より軽いので、事故防止にも貢献します。
天然ガスを原料とする都市ガスは空気よりも軽いガスです。
万が一ガスが漏れても、都市ガスなら低いところにたまらず、上昇して、さらに空中へ放散されやすいため、ガス事故の防止や軽減につながります。
★天然ガスは、すぐれた高品質のエネルギー
天然ガスは太古に動物や植物が海の底に沈み、泥の中に埋もれているうちに、地熱・圧力の影響で徐々に分解してできたものです。
メタンを主成分とした熱量の高いエネルギーなのです。
産地で−162℃に冷却して液体化された天然ガスはLNG(Liquefied Natural Gas)と呼ばれ、気体の時の600分の1の体積になり、輸送・貯蔵が容易になるというすぐれた性質を持っています。
天然ガスは生ガス中毒の原因となる一酸化炭素を含んでいません。
また、液化の過程で、硫黄分などの不純物も取り除かれますので、大変クリーンな、しかも安全なエネルギーなのです。

★世界に広く分布し、埋蔵量も豊富です。
天然ガスの埋蔵量は全世界で約179兆㎥(2004年現在)が確認されています。
採取可能な年数は約67年と、石油に比べて長く、しかも新しいガス田が次々と発見されています。
中東地域に偏っている石油とはちがって、産出国も世界各地に広く分布しています。
天然ガスの輸入は、長期契約により、液体にしたガスから輸送・受け入れまで一貫したプロジェクトとしてすすめられるので、将来にわたり安定確保ができます。

★都市ガス原料の約90%が天然ガス。
明治5年、日本で初めて横浜にガス灯が灯りまりした。
それ以来、時代の流れや社会の要請によって、日本の都市ガス原料も色々に移り変わって来ました。
最初の石炭からナフサやブタンなどの石油系原料、そして天然ガスへ。
幸手都市ガス鰍ナは2000年に都市ガスをお使いいただいている地域で熱量変更作業を完了し、天然ガスを原料とする都市ガスへの切替を行いました。今や都市ガスといえば天然ガス原料のガスを指す、というくらい基幹都市エネルギーとして天然ガスは活躍をしています。
★天然ガスは高効率、資源の有効利用に役立ちます。
天然ガス(13A)の発熱量は1m3あたり46.04655メガジュール(11,000キロカロリー)と高カロリーです。都市ガスを作る過程では液化天然ガス(LNG)をガス化して熱量調整をするだけでよく、石油系原料から作るガスに比べて非常に簡素化された設備で多量の都市ガスを製造することができます。
ガス化効率も、天然ガスはほぼ100パーセントと高く、資源の有効利用に役立ちます。
どうですか?
天然ガスは「CとH」の組み合わせで出来てます。

天然ガスの内90%がメタンです。

一般家庭で「プロパンガス」としてボンベで供給されるガスは、プロパンとブタンが主成分ですが、工業用のものは、ほとんどがブタンです。
「ブタン」ガスは身近なところではライター用ガスとしても使われており、中身が液体なのは「プロパンガス」と同じ原理です。

今日はここまで。
ではでは・・
スクラップマスター南
yukimm425@gmail.com