2023年11月17日

恵みの雨です


こんにちは。

昨夜から降り出した雨が結構な量になっています。

いやあ恵みの雨ですね。


野菜も価格が下がってきたが、白菜などは生育が良すぎて
価格が下がり続けているそうだ。

少なくなれば価格は上がり、大量に出てくれば価格が下がる。

農産物の路地物は天候に左右されるので大変です。

だからといって、輸入にばかり頼っていてはダメ。

なかなか難しいですね。

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・JR東海、水素エンジン列車を開発へ 鉄道で世界初

JR東海は16日、発電に水素を燃焼させて駆動する「水素エンジン」を使う列車を開発すると発表した。実用化できれば鉄道では世界初としている。現在のディーゼル車両を置き換えることで二酸化炭素(CO2)排出を実質ゼロにできる。JR東海は水素の活用について燃料電池を使った車両の開発も進めており、脱炭素のための手段を増やす。

2024年度以降に水素エンジンを使った車両の模擬走行試験の実施を目指す。システムはエンジンと蓄電池を組み合わせたハイブリッド型で水素エンジンの開発を手掛けるスタートアップのiLabo(アイラボ、東京・中央)と鉄道車両用のエンジンを開発する。実用化のめどは未定。


少雨の影響が出ています。

・台風発生数が“最少”に 各地で「渇水」の影響が… 海水温上昇で“サケ不漁

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ここで「MIRU」の記事の中から一つ紹介します。


・脱炭素燃料推進の動きは拡大するか

11月11日の日経新聞は、一面トップで日本と韓国が共同で水素やアンモニアなど「脱炭素燃料」の供給網整備に乗りだすことを伝えています。

中国もそうですが東アジア諸国の産業構造は、鉄鋼・化学などエネルギー使用量の多い業種の比重が高く、「脱炭素燃料」の確保はこれらの国々にとって生命線であると見做されています。

 他方で、現状では主に化石燃料からCO2排出を伴って作られる水素や、燃焼に伴ってNOx排出が懸念されるアンモニアについては環境分野の専門家から注意を促す意見が継続的に発信されています。

 水素については、再生可能エネルギーによって水を電気分解するという、いわゆるグリーン水素が潤沢に確保できれば問題は解決しそうですが、目下のところそんなインフラはほぼ整備されていないので、たとえば2030年までにCO2排出量を46%削減するという目標について、本質的な貢献を期待できる状況にはないと言わざるを得ません。

 水素は金属との相性が悪く、高圧では金属を脆くする特性があるため、輸送や貯蔵には特殊な技術が必要とされています。

 最近では、天然に産出される水素資源を「ホワイト水素」と呼んで注目する動きもあるようですが、なにぶん新しい話だけに、開発までにはかなりの紆余曲折があるものと思われます。これまでノーマークだった分だけ、相応の産出量が期待できるようであればプラスになる要素はあるのかもしれません。

アンモニアについては、運搬や貯蔵について扱いにくい水素より現実的な解であるとみる向きもあるようですが、他方で環境的な懸念に加えて水素キャリアとして扱うのか、直接燃焼させるのかなど、技術的(経済的?)な課題も残っているようで、今後の展開が注目されるところです。

 環境的な懸念として良く言われるのが、反応性窒素の増加です。いわゆるプラネタリーバウンダリーの考え方では、反応性窒素の流出の方が気候変動よりも深刻であるとされています。アンモニアを燃焼すると発生するNOxは、酸性雨や光化学スモッグの原因物質として知られており、アンモニアを燃料として使う場合には、NOx対策が必須とされています。

 また、炭化水素に比べて着火温度が高いことなど燃焼時の温度管理にも調整が求められる要素があるようです。燃料が変わることでハード的にも設備更新が求められる要素が出てくるのではないでしょうか。メタンや重油と同じプラントでそのまま使えるという状況にはなさそうです。

 輸送や貯蔵についてはこれまでの知見が生かせるのかもしれませんが、そもそもアンモニアは生体に対して毒性を持っているため、安全管理上の課題は炭化水素に増して重要なポイントになってきます。

 水素ほど金属との相性が悪いと言う訳ではないようなので、輸送や貯蔵も技術で解決できる課題であると考えられています。そういった面からもアンモニアへの期待が高まっているということなのだろうと思われます。
 一連の課題はプラントエンジニアリング技術で解決できる話、と割り切るべきなのかもしれませんが、地球全体の持続可能性をしっかりと意識した議論を通じて環境分野の方々にも納得頂く努力が求められるところだと思います。「脱炭素燃料」としてのアンモニアそして水素の今後に注目してゆきたいと思います。


※まだまだ色々な動きが続くと思われます。

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安定の中国情報。

・中国で、出荷直前のネギが大量廃棄される


・中国経済の悪化が加速 青年は諦める 卒業=失業



出雲大社

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今日も笑顔で。

ではでは・・


スクラップマスター南

yukimm425@gmail.com


posted by スクラップマスター at 10:02| エネルギー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年10月07日

ブラジルの燃料は安いらしい


こんにちは。

今日はゆっくりです。

だいぶ涼しくなりました。
体調を崩さないように。


さてこんな記事を見つけました。

・ガソリンより4割安い? 南米・バイオ燃料に熱視線

日本からみると地球の反対側、ブラジルではなんと4割も安い価格の燃料が手に入ります。
それは世界から注目される植物由来のバイオ燃料。

ブラジルのガソリンスタンドを訪れると、必ず目にする「エタノール」の文字。

サンパウロ中心部にあるガソリンスタンドでは、ガソリンが日本円で1リットル6.3レアル、186円あまりですが、エタノールは3.9レアル、日本円で115円程度。

ガソリンに比べて、4割ほど安く販売されています。(10月5日時点)


ガソリンスタンドで「エタノール」というのは日本ではあまりなじみがないですが、「バイオエタノール」とも呼ばれ、植物由来の燃料です。
ブラジルでは原料となっているのはサトウキビです。

取材したガソリンスタンドによりますと、原油価格の上昇を受けて、このところバイオエタノールを選ぶドライバーが急増しているということです。

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ブラジルでは各地でバイオエタノールの原料となるサトウキビ畑を見ることができます。
サンパウロ市の近郊でもサトウキビ農場があちこちに広がっています。

取材で訪れたときは、専用の収穫機がバサバサと音を立てながら、高さ3メートルほどに育ったサトウキビを刈り取っていました。

なぜ、ブラジルではバイオエタノールが普及しているのか。
それは過去の苦い経験がきっかけだといいます。

1970年代の石油危機。
当時、石油資源を輸入に頼っていたブラジルは、燃料価格の高騰に悩まされました。

この危機をきっかけに、エネルギー源を自国で生産しなければならないと考えたブラジル政府は1975年に「プロアルコール」と呼ばれるキャンペーンを始めました。

石油の輸入を抑制するため、石油に代わる燃料として、自国のサトウキビからつくる「バイオエタノール」を普及させようと決断したのです。

バイオエタノールは脱炭素にもつながっています。
バイオエタノールで走る車は二酸化炭素を排出しますが、原料であるサトウキビは成長過程で光合成により二酸化炭素を吸収しています。

その分が相殺されるため、脱炭素にも貢献するというわけです。

フィアットやプジョーなどを展開するヨーロッパの自動車グループ「ステランティス」は2023年3月、ブラジルではバイオエタノールの活用を戦略として位置づけると発表。

また、ドイツのフォルクスワーゲンも2026年までに南米でのフレックス車の新モデル開発などに10億ユーロ、日本円で1570億円を投資すると7月に発表しました。

一方、日本のトヨタ自動車はサンパウロ近郊にある工場で「フレックス車」に、ハイブリッドシステムを搭載した「フレックス・ハイブリッド車」を生産。

2019年の発売開始から4年で販売台数が5倍に増加。人気の高まりを受けて、来年からもう1車種、増やす方針です。

記事全文

※バイオエタノールは昔一時流行ったが、
こんなになっているとは思わなかった。

当時は「トウモロコシ」が主体だったと思う。
僕は「食料」を燃料にすることに対しては
非常に嫌だったので、あまり関心を示さなかった。

が、この記事を読んで「なるほど〜」と思った。

世界は「EV」に傾いているが、「燃料自動車」が
無くなることは絶対にないと感じる。

何十年も前から「石油は枯渇する」とすべての大人たちが
言っていたが、絶対に枯渇しないだろう。

あれは「プロパガンダ」だった。

アメリカが石油関係を牛耳るための政策。


そして忘れてはいけないのは「ロシアの原油」です。

結局、売れないものには値が付かない。

それを上手にやっているのが「インド」です。

世界情勢を上手に使い「安く」ロシアから仕入れている。

そしてそこで生成されたモノや製品は「インド製」となる。
さすがに「中国人に勝てる民族」です。

どうにも「インド」から目が離せない。

この動画もどうぞ。

・現地取材】中国製品をボイコット!? "第3の超大国"目指すインド・モディ政権の実態


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日本では・・

・「粗鋼生産」9000万トン割れに下方修正…需要環境厳しい鋼材、中国勢の影響度

・中部鋼鈑、新電炉で脱炭素ニーズつかむ 生産量6割増に

・日鉄、着色済みの鋼材を発売 CO2を2割減

※粗鋼生産は落ちますが「高付加価値」「CO2削減」
「グリーンスチール」が主流になるのかもしれない。
あと製鋼メーカーが、一次加工まで行うようになると
今までの下工程企業に影響が出ます。

大きな変化の時期ですので、慌てない事ですね。



ではでは・・

スクラップマスター南

yukimm425@gmail.com




posted by スクラップマスター at 16:33| エネルギー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年09月19日

気持ちの良い秋晴れです


こんにちは。

夜明け前に雨があったが、明けると見事な青空。

いよいよ秋がやってきましたね。



水素発生の実験は中学の化学で行われるという。

自分がやったかどうか?は覚えていない。


でも廃棄物から「アルミ」を取り出して「水素」を
作り、実際に使うという事が始まった。

これは「自動車」向けではない。

そしてアルミ蒸着のパウチ袋や、本来なら燃やすしか
処理方法が無いようなものでもアルミを取り出して
「水素原料」にできる。

これは「宿泊施設」の燃料にするという。

このような小さなところで使えることが凄い。

・富山発のベンチャーが独自開発 世界が注目 廃アルミから水素製造

※アルミがある程度の厚みがあれば実は取り出すことは
出来ます。
ただ非常に手間がかかり、燃焼温度管理が難しい。
そして通常ではできない事に挑戦して形にした。
これが素晴らしいので、是非見て頂きたい。


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中国が「処理水」を「汚染水」と言って、多くの国民が
ガイガーカウンターで色々な場所を測定しだした。

するとある人の自宅が東京の数値の900倍以上だった。

そして自宅で食べようとしていた上海ガニを何気なく
測定したら「測定不能」の警報音が鳴り続けた。

普通なら食べないと思うのだが、娘に食べさせた。
その後娘のお腹に測定器を当てたところ、やはり鳴り響いた。

そもそも上海ガニは「淡水」に生息している。
という事は「河川・湖」が汚染されているのでは?
と思わざるを得ない。

それとも中国製の測定器が壊れているとでもいうのか。

中国の人達は常に「一気に同じ方向」に動く傾向がある。

だから「水産物」に対して非常に警戒している。

このままでは中国の水産業が存続の危機と言われている。

多分その内熱が冷めると思うが、それまでが大変です。


当局は慌てて「普通の消費者がガイガーカウンターを
買う必要はない」と火消しに追われる羽目になった。

結局大ブーメランになって中国を直撃している。

頓珍漢な政策が国民の正しい反応を招いたのだ。


当局は7/14に民営経済発展の促進に関する意見を
発表した。

・民営経済は中国式近代化を推進する重要な基礎だ。
市場化、法治化、国際化の一流のビジネス環境を構築し、
環境を最適化し、法律に基づいて民営企業の財産権と
起業家の権益を保護する。

法律に基づいて生産要素を平等に使用し、市場競争に
公平に参加し、同等に法律の保護を受け、民営企業は
自身の改革発展、コンプライアンス経営を通じて、
発展の質を絶えず向上させる。

総会は、経済システム改革が改革を包括的に深める焦点と
指摘した。
根本的な問題は、政府の役割と市場の役割のバランスを取り、
市場が資源の配分において決定的な役割を果たし、政府が
その機能をよりよく果たすようにすることだ。

オープンで競争力のある秩序ある市場システムの確立は、
市場が資源の配分において決定的な役割を果たすための基礎だ。

私たちは、企業が独立した管理と公正な競争を享受し、
消費者が自由に選択し、自律的な消費決定、生産フローの
製品と要因を自由に行い、平等に交換され、市場障壁を
取り除くために努力し、資源配分の効率と公平性を
高める近代的な市場システムを導入しなければならない。

公正でオープンで透明な市場ルールを制定し、価格が
主に市場によって決定されるメカニズムを改善し、
都市部と農村部の両方で統一された建設土地市場を
形成し、金融市場を改善し、科学技術の管理システムの
改革を深める必要がある。

これで明らかなように、習政権は発足当時から「資源配分で
市場が決定的な役割を果たす」重要性を認識していた。

特に「市場の決定的役割」というフレーズは、同じ声明の
中で3度も出てくる。

だが実際にやって来たことは、全くの正反対。

習近平は2年前の夏から、政治・経済・文化活動の全面的な
統制強化に乗り出した。
それは毛沢東の「文化大革命」を彷彿とさせるような
大弾圧の始まりだった。

有名女優を脱税などで摘発し、アイドル・タレントを
テレビから一掃する一方、学習塾や英語教育を廃止し、
「共同富裕」というスローガンの名の下に、情報技術(IT)
などの有力企業に多額の寄付を強制した。

アリババの系列企業、アント・グループの上海と
香港株式市場への上場を中止させた。
それ以来、中国経済は民間重視どころか、国営企業優先の
逆コースを辿り現在に至っている。

バブル崩壊はそうした政策の結果である。


動画はこちら。


※やはり「コロナ発生」から計画が狂ったようだ。
焦りが伝わってきます。



そしてつい最近の出来事。

・台湾海峡で“過去最多”のべ103機の中国軍 軍用機を確認 うちのべ40機は中間線を越えて飛行

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やはりその時は近いのでしょうか?



友人社長から届いた写真。
ヒマラヤチベットで400年に1度咲くという
吉祥花「マハメル(宝塔花)」が今年咲いたと。

開運招福としても有名とのこと。
皆さんにお裾分けです。

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今日も笑顔で。

ではでは・・

スクラップマスター南

yukimm425@gmail.com











posted by スクラップマスター at 08:51| エネルギー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする