2023年06月28日

暑くなりそう


こんにちは。

昨日から暫く暑くなりそう。

体調管理大切です。



カナダの森林火災が収まりません。

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26日の世界主要都市大気汚染度ランキングの第一位に
モントリオールが入りました。

ジャカルタやデリーがその下。

煙は大西洋を越えて欧州にも届き始めた。


一体どれほどのCO2が出されたのだろう。

人がどれほど頑張っても無駄のような気がします。


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これからは「水素」が大量に必要にまります。

これはCO2と水素を反応させて、新たな燃料を作るのに
必要だから。

だが水を「電気分解」して水素を得るのは
グリーン電力を使う以外は少し違います。

ここでトヨタがこのような動きを始めた。

・トヨタ、家畜排せつ物から水素製造 タイで11月から

トヨタ自動車は26日、家畜の排せつ物から水素製造する事業をタイで11月に始めると発表した。

タイ最大財閥チャロン・ポカパン(CP)グループの養鶏場からふん尿を回収し、メタン発酵により発生するバイオガスから水素を生成する。

つくった水素は、CPグループが配送に使う燃料電池(FC)トラックなどに活用することを検討している。

トヨタの現地法人敷地内に、新たに水素製造装置を導入する。

1時間当たり1ノルマル立方メートル(セ氏0度、1気圧での体積)の水素をつくる計画で、実際の運用は豊田通商が担う。

トヨタは4月、タイの脱炭素化に向けてCPグループと協業の基本合意書を締結し、水素や再生可能エネルギーの活用で連携する方針を示していた。


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中国情報。

・中国のトラックメーカーがテスラ超え!? 連結総重量40トン・途中充電なしの公道走行で世界記録を樹立!(ベストカーWeb)

 中国の大手建設機械メーカー・三一重工(SANY)のグループ会社が、バッテリー電気式大型トラクタで世界記録を樹立したようだ。

合計1MWh以上の電池を搭載し、トレーラ・積み荷と合わせた連結総重量40.45トンの三一「魔塔1165」トラックが、途中充電なしで公道を817.5km走行することに成功した。

※これは凄いことです。


・卒業式に「死体ショット」撮るのが流行…中国の大学街に何が

メディアによると、最近中国のSNSでは卒業を控えた学生らが卒業ガウンを着てうなだれたり、いすなどに死体のようにぶら下がったりする姿の卒業写真がシェアされている。
写真には「生きていても生きているようではない」などの説明が付け加えられた。

こうした写真を投稿したある学生はCNNとのインタビューで「大学卒業後に就職する計画だったが不如意で博士課程に進むことになった。
多くの履歴書を提出したが採用担当者や雇用主のだれからも返答がなかった」と話した。

続けて「学校で開かれた採用行事に行ったが採用担当者が行事終了後に厚い履歴書の山をごみ箱に捨てるのを見た。人材が必要でないため」と話した。

彼は博士課程を終えた後、海外に行く計画で、海外での経験が中国で仕事を探すのに役立つよう願うと話した。

CNNによると、先月の16〜24歳の中国青年の失業率は20.8%で記録的な水準に達した。

こうした状況でこの夏には過去最大となる1160万人の大学生が就職市場に流れ込むと予想される。


※それに伴って「軍隊」にはいる大卒者が急増。

動画はこちら。



そして中国の地方政府は本当にお金がない。

だから「楽山大仏」も売ってしまう。

・四川省 経済の低迷で 楽山大仏を売却

※このような大切な国の財産を売るという行為は
これからも増えるだろうが、大丈夫。

基本的に中国の土地の上にある物は全て「中国共産党」のもの。

知らないうちに巻き上げられると思います。




今日は「八大龍神社」(山田天満宮内)

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今が大事。

今日もいい日。


ではでは・・

スクラップマスター南

yukimm425@gmail.com



posted by スクラップマスター at 08:37| 二酸化炭素ゼロ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月31日

日本製鉄のグリーン鋼材「NS Carbolex Neutral」


こんにちは。

少し肌寒いですが、体調に気を付けて。



日本製鉄の八幡が電炉を2基稼動させます。

・2023年9月に供給を始める日本製鉄のグリーン鋼材「NS Carbolex Neutral」は、同社の瀬戸内製鉄所広畑地区(兵庫県姫路市)にある稼働中の電炉を使って製造する。

同じ量の鋼材を造る際に、電炉は高炉よりもCO2排出量を約1/4に減らせるとされる。

電炉で造ったグリーン鋼材には、「マスバランス方式注)」を適用する。

これにより、第三者機関から「CO2排出量100%削減」の認定を受けられる。

注)鋼材製造時のCO2削減効果を特定の鋼材に割り当てること。
例えば、1tの鋼材を造る際にCO2排出量を20%減らすことができれば、そのうち20%(200kg)の鋼材は「CO2排出量ゼロ」と認定される。


つまり今まで高炉で作った鉄は1トン作ると2トンのCO2を
排出していた。

それが電炉で作ると1トンで0.5トンしかCO2を出さない。

すると1トン当たり75%削減できたという訳になる。

仮に100トンを電炉で作ると150トンのCO2を削減になる。

これは高炉での75トン分のCO2排出量と同じになるので、
75トンは「グリーン鋼材」に計上しても良いというのも。

※他にも水素を使うなどの色々な考え方がある。


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・水素で走る車を発見。

こちらは「Al」ではなく「Mg」を使う。

マグネシウムです。


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動画はこちら。


水素ステーションよりもこちらの方が良いかも。


今日はここまで。



金属とお金の神様「御金神社」

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今日もいい日。

ではでは・・

スクラップマスター南

yukimm425@gmail.com




posted by スクラップマスター at 10:20| 二酸化炭素ゼロ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月17日

現在のEU内EV車の行方?


こんにちは。

もうすっかり春ですね。



今日は「EU」で持ち上がっている問題です。


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ある法案が採決直前でドイツ・イタリアが反対を表明。

成立が危うくなっています。

その法案は「2035年までにEUで販売される新車の乗用車、
小型商用車のすべてを「ゼロエミッション車にする」と
いうものです。

つまり「脱ガソリン車」という事です。

この提案は2021年7月にヨーロッパ委員会によって公表された。

「2035年までに販売する新車をすべて電気自動車にする」
というものです。

※ゼロエミッション車とは二酸化炭素などの物質を
発生させない車両のこと。


ここでいう「電気自動車」とは、エネルギー源を「電気」
のみとする「Battery Electric Vehicle」、「BEV」と呼ばれる。

※ハイブリッド車などは含まれない。


提案は2022年、ヨーロッパ委員会とヨーロッパ議会、
EU理事会の三者で最終的な合意がなされ、同年6月に
ヨーロッパ議会で可決。

あとは「EU理事会」で法案として成立することを
待つだけだったのですが、今や成立自体が危ぶまれている。


2021年7月の時点ではEUのほぼすべての国が賛成の意思を
示していたのですが、「ちょっと待て」という声が出てきた。


そして今回2023年2月にイタリアとドイツが反対を表明。

採決直前に大騒ぎになっている。


ドイツ・イタリアは車産業が盛んです。

※現在BEV車には「助成金」が与えられている。
それが無くなったら、高い車を買えというのかの声。
現状では「脱ガソリン」は無理という声。


1900年の頃のアメリカでは「電気自動車」のシェアが40%。
だが大量生産方式でガソリン車の値段が下がったために
消えてなくなった過去がある。

2016年、ノルウェーの最大政党のノルウェー労働党が
「2030年にすべての新車を廃棄物を一切出さない
ゼロエミッションにする」という声明を発表した。

これは「全ての新車をBEV車にする」ということで、
「脱ガソリン車」を意味している。

その6か月後には当時与党連合を形成していたノルウェーの
中道右派と中道左派が「2025年に全てのガソリン車と
ディーゼル車の新車販売を禁止する」と発表。

その後に環境大臣が「禁止するのではないが、
強い指導力を持って『ガソリン車ゼロ』を目指す」と
ツイートしたが、結局ノルウェーは国として
「脱ガソリン車」に向かった。

このノルウェーの動きをきっかけに世界は
「電気自動車社会」に向かって走り始めた。


※日本のトヨタは「環境車全方位戦略」をとっている。

トヨタは「カーボンニュートラル」を達成するための
戦略を考えた。

「カーボンニュートラル」とは、放出された温室効果ガスを
人為的に取り除くことによって、実質的に排出量をゼロに
するというもの。

@電気だけをエネルギー源とする「BEV車」
Aガソリンと電気エネルギーを利用する「HV車」
BAを利用し、外部電源から電気エネルギーを供給できる
「PHV車」(プラグインハイブリッド)
C水素ガスを利用した「燃料電池自動車」

これらを利用する方向。

それまでトヨタは非難されていたが、今回の
ドイツ・イタリアの発表で俄然トヨタの存在が際立った。



ヨーロッパは環境問題に関して、意識が高いと言われている。

ではなぜドイツ・イタリアは反対をしたのか?

2021年の時点で、ポルトガルやルーマニアなどの国が
「2035年という期限を先に延ばしてはどうか?」という
声を上げていた。

これらの国は経済的な問題から「すべてBEV車」の設備を
整えるのが難しかったり、ガソリン車よりも高い車のみを
販売することによる「国民の経済的な負担」を考えて、
先に延ばすことを提案したもの。

ドイツとイタリアには世界的な自動車メーカーがある。

やはり車産業に従事する人が多いという事。

ガソリン車を止めるという事は、自動車産業界に大きな
変化を起こすという事です。

つまり「失業者増加」の問題が考えられる。

また電気自動車が普及するということは、「電気使用量」が
増えるという事。

ドイツは天然ガスの供給をロシアに頼っていた。

しかし現在ロシアから天然ガスを調達できない。

原子力で電気を輸出していたフランスでは、点検や故障で
多くの原発が停止してエネルギー不足が露呈した。

二酸化炭素を排出しない「自然エネルギー」を重視してきた
ドイツでも、石炭などの化石燃料による火力発電所を
再稼働させたり、原発停止を延期したりしている。

雇用問題だけでなく、エネルギー問題にも不安を抱えた
ドイツは、「脱ガソリン車」に突き進むことを躊躇して
「eフューエル(fuel)も認める」と方向転換。


※efuelとは「合成燃料」のこと。
二酸化炭素と水素を合成して製造される。

二酸化炭素は工場などから排出されたものを利用。
将来的には大気中の二酸化炭素を直接回収する
技術を用いることが想定されている。

そのばあい二酸化炭素は排出されるが、もともと大気中に
あった二酸化炭素を再び排出するので、ゼロカーボンになる。

またイタリアは、雇用問題とともに「政権のアピール」
という要素も含んでいる。

ポルトガルが声を上げた時に、イタリアも声を上げていた。
ドイツよりも先に声を上げることが大事だった。


結局のところまとまらない。

だからこのまま先送りされ、2035年問題は「問題」だけ
提出されただけで終わりそうです。

どうなるか?は今後動きがあるだろうが、
多分数年は変わらないでしょう。

その時に「超画期的」なことがない限り。


今日は「EU内2035年問題」でした。



「富士本宮浅間神社」

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今日もいい日。

ではでは・・

スクラップマスター南

yukimm425@gmail.com




posted by スクラップマスター at 10:37| 二酸化炭素ゼロ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする