2022年02月13日

「永久凍土」について


こんにちは。


今回は「永久凍土」について。



永久凍土は北極圏やシベリアの地下にあり、
北半球の陸地の25%を占めます。

永久凍土の「融解」は気候に破滅的な影響を与える
怖れがあります。

過去数万年にわたり凍結していた永久凍土の温度は、
地球の平均より早いペースで上昇している。

2100年までに永久凍土の90%が消滅する可能性もある。

永久凍土は融解すると「温室効果ガス」を排出。

含まれている炭素量は「1兆7000億トン」

大気中の炭素量の2倍。


永久凍土の温度上昇に伴い、炭素とメタンは
さらに放出される。

また陸の温度が上昇するもにつれ植物が増え、
さらに融解は加速する。

永久凍土が融解すると、その上に作られたビル・滑走路
・パイプライン・工場の安定性に深刻な影響をもたらす
可能性もある。

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また「AFP」によるとシベリアの森林火災の影響も大。

シベリア森林火災、すすと灰が北極圏の氷と
永久凍土の融解を加速


(こちらは2019年7月の記事)

ロシア・シベリア(Siberia)の広範な地域では、
大規模森林火災が定期的に発生しているが、
今年の火災は異例の規模となっており、
環境への長期的影響が懸念されている。

 森林火災による延焼面積は数百万ヘクタールに及び、
周辺の都市全体が黒煙と有害煙霧に覆われる中、
環境問題専門家らはこの災害が北極圏の氷融解を
加速させる恐れがあると警告している。

当局によると、29日の時点での延焼面積は320万ヘクタール
以上に及んでおり、主にシベリアのサハ(Sakha)共和国、
クラスノヤルスク(Krasnoyarsk)、イルクーツク(Irkutsk)
など広大な地域が炎に包まれているという。

 ロシア連邦森林局は、気温が30度を超える中で発生した
ドライサンダーストーム(雷だけで雨が降らない嵐)が
引き金となり火災が発生し、強風にあおられて拡大したと
説明している。

 鼻を突く臭いがする煙の影響は、小規模集落だけでなく
西シベリア(Western Siberia)とアルタイ(Altai)地方の
主要都市だけではなく、チェリャビンスク(Chelyabinsk)、
エカテリンブルク(Yekaterinburg)などの都市があるウラル
(Urals)地方にも及んでいる。
また、この影響で航空機の運航にも乱れが生じた。

 煙が北極圏にまで達している様子を捉えた米航空宇宙局
(NASA)の衛星写真をインターネットに投稿した科学者もいる。


■環境への影響

 シベリアの森林火災は地域住民の健康に影響を与える
だけではなく、地球温暖化を加速させる可能性もあると、
専門家は警鐘を鳴らす。

 国際環境保護団体グリーンピース(Greenpeace)
ロシア支部は「森林火災は国全体に影響を及ぼす
生態学的災害と化している」と述べている。

 グリーンピースによると、1200万ヘクタール近くが
焼失した今年の森林火災で、膨大な量の二酸化炭素(CO2)が
排出され、森林が持つ将来のCO2吸収能力が低下したという。

 世界気象機関(WMO)はAFPの取材に「氷や雪の上
にすすが落ちると黒くなり、表面の反射率が低下し、
より多くの熱を閉じ込めるという問題も生じる」と説明した。

 グリーンピースロシア支部の専門家、グリゴリー・ククシン
(Grigory Kuksin)氏は、森林火災のすすと灰が北極圏の氷と
永久凍土の融解を加速し、地球温暖化を促進するガスを
放出させると指摘する。

ククシン氏は気候への影響は「極めて深刻だ」で、
「大都市の排出量に匹敵する」と述べた。
「森林火災が気候に与える影響が増えるほど、
危険な火災が新たに発生する条件も増える」

■消火活動費用不足で事態悪化

 森林火災を食い止める十分な資金をロシアが持っていない
という事実が事態をさらに複雑にしている。

 森林火災の大半は人里離れた土地や人が近付けない
地域で発生しており、当局は推定される損害額が消火活動
費用を上回る場合に限り鎮火を決断していると、
専門家らは指摘している。

 推定損害額が消火活動費用を下回る場合の当局の役割は、
森林火災の監視に限定されるという。(c)AFP/Maria PANINA


永久凍土 範囲.png


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ところが逆に「恩恵」を受けているところがある。

永久凍土の「ゴールドラッシュ」
マンモスの牙が中国で人気 ロシア・サハ共和国


サハ.png


北極海(Arctic Ocean)に面するロシア・サハ共和国は
ここ数年、ゴールドラッシュならぬ「マンモスラッシュ」
に沸いている。
中国政府が象牙の輸入・販売を禁止したため、大昔に
絶滅したゾウの祖先であるマンモスの牙の需要が
増加していることが背景にある。

 マンモスの化石は、広さ300万平方キロのサハ共和国の
広範囲にわたり埋まっている。
サハ共和国の土壌は永久凍土で、これがマンモスを保存する
巨大冷凍庫の役割を果たしている。
マンモスの牙は「氷の象牙(アイスアイボリー)」の名で
知られており、当局は、今もサハ共和国に推定50万トン分の
牙が埋まっていると推定している。

ロシアのマンモスの牙の輸出量は、2017年は計72トンで、
その80%以上が中国に輸出された。

 地元の猟師や漁師は長年、川岸や海岸近くで
マンモスの骨を採掘してきたが、価格はこの10年間で
劇的に上昇した。

 中国では、高品質のマンモスの牙は1キロ当たり1000ドル
(約11万円)以上の値が付く。サハ共和国北部は農業に
不向きな気候で、仕事もないため、地元住民はマンモスの牙が
安定した収入を得るための唯一の手段だと考えている。

 人々は、特定の地域で採掘を行うための免許を
有料で取得している。
認可を受けて10年以上採掘を行っているある男性は
「ここでは今、マンモスラッシュが起きている」と語る。
2013年には、マンモスの牙の採掘と売買を包括的に
規制する法案がロシア議会に提出されたが、なぜか
いまだに採決が行われていないと、不満を漏らす。

 ロシアからマンモスの牙を輸出することは、
近年、ますます困難になっている。

マンモスの牙を採掘する業者は、最近、国営テレビで、
採掘業者を大金持ちの密輸業者のように描いている
ドキュメンタリーが放映されたことに不安を募らせている。
この番組は、サハ共和国当局が採掘業者の「犯罪的な」取引に
目をつぶっており、採掘業者は考古学的価値のある地域を
「野蛮にも」破壊していると批判した。

だが、サハ共和国科学アカデミー(Yakutia Academy of Sciences)
の古生物学者バレリー・プロトニコフ(Valery Plotnikov)氏は、
マンモスラッシュのおかげで、自分たちでは入手できないような
標本を手に入れることができるようになり、科学にとっては
有益だと話す。

 プロトニコフ氏によると、ある採掘者が昨夏、珍しい
絶滅したホラアナライオンの子どもの化石を発見したという。
「私たちは、認可を得て採掘している業者と共存している」

サハ共和国のアイセン・ニコラエフ(Aisen Nikolayev)
首長は、マンモスの牙の採掘を規制する法案が2019年中には
可決されることを期待すると述べた。
マンモスの牙を特殊な天然資源として分類する全国的な法律が
制定されなければ、売買は「グレーゾーン」のままだと指摘する。

 一方、サハ共和国の一部の住民は、自分たちが象牙の
ためのゾウの密猟を食い止めるのに一役買っていると
自負している。

ある住民は、「私たちのマンモスの牙が、ゾウを救っている」
「マンモスの牙の採掘は、私たちにとっても、アフリカの
人にとっても重要だ」と語った。(c)AFP/Maria ANTONOVA


※でも現在の人間には「未知」のウイルスやバクテリアが
拡がって、大変なことになると言う学者も多い。

マンモスや他の動物の骨・死骸から拡散したら
手が付けられなくなる可能性がある。

まあその時はその時だろうが。


僕らが思っている以上に「永久凍土融解」の影響は大きい。
シベリアで暮らすことも大変になるだろう。




神武天皇降臨

神 降臨.png


ではでは・・

スクラップマスター南

yukimm425@gmail.com
posted by スクラップマスター at 12:52| CO₂削減 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月02日

グレタさんが、また怒ってます。


おはようございます。

今日もブログを見て頂きありがとうございます。


さて春節が始まり、オリンピックがもうすぐ始まる。

多分何事もなかったように終わるでしょう。

僕の中でこれほど興味をそそらないオリンピックは初めて。

冬のオリンピックの花と言われる(?)フィギアスケート、
残念ですが、あまり興味ない。

基本的に「芸術点」が多い競技は好きではありません。

審判を買収することもあるようなので・・。


だから単純に早く・高く・遠くへが好きです。

でも始まれば精一杯日本を応援するでしょう。


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こんな記事が出ています。

CO2削減の「お嬢」こと「グレタ」さんが怒ってます。

特に日本に向けて怒ってばかりですが、他の国にむけて
もっと文句を言ってもらいたい。

「日本政府は石炭火力発電の輸出方針も厳格化をし、
2050年カーボンニュートラル実現を宣言、気候変動対策に
取り組む姿勢を示したにもかかわらず建設後数十年
にわたりCO2排出することになる石炭火力発電の輸出を
行うことは、パリ協定加盟国としての脱炭素化実現の
責任に全くもって矛盾しています。
日本政府は国内でのカーボンニュートラルにしか関心がなく、
世界全体のCO2排出抑制を妨げています」

下がその動画。


https://youtu.be/CNTIvmfjm_c


昨年12月24日、中国電力および四国電力がベトナムでの
建設が予定されるブンアン2石炭火力発電事業への
参画を決定したのだ。
同事業は、グレタさん含め環境NGOや温暖化防止をもとめる
若者達などから、その見直しが求められてきた。
中国電力と四国電力は「国内電気事業で培ってきた技術・
ノウハウを活用」「安定的・効率的な運転を支援」
「電力の安定供給や低炭素社会の実現へ貢献」と主張
するものの、石油や天然ガスによる火力発電と比べても
CO2排出量が多い石炭火力発電の廃止をもとめる国際的な
流れは強まっている。
こうした流れに逆行する日本の動きの背景にあるのは、
岸田政権の方針だ。


そしてそれを批判している「元環境相」の動画。

こちら

CO2削減が「正義」となっており、一気に動き出したが
あまりにも急激なために、ひずみも大きい。

大きなうねりが起これば、影響も大きい。

ただ火山噴火や森林火災、農作地開拓による泥炭火災。

牛のゲップを止めるには、牛を食べないことが必要。
でも「牛を食べることが文化」の国も多いので無理。

それよりは「プラスチックの不法投棄」「海洋プラ」の
禁止を進める方が先だと思う。

「捨てるな燃やせ」です。

確かにCO2は出ますが、大量にCO2を吸収してくれる
「海」を守るのが先決です。


まあ昨日の記事のように「食品偽装」が好きな人間が
非常に多いので、悪いことは無くならない。

「ゴミは捨てない、燃やす」です。
※僕はグレタちゃんに怒られます。

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漫画家の水島先生が先日亡くなりました。

46年前、高校1年で野球部に入った時に初めて読んだ
「あぶさん」。

それから終わりまでずっとお世話になりました。

ご冥福をお祈りします。


スクリーンショット 2022-02-02 091830.png



昨日「春」を見つけたのでお届けします。

梅.jpg


今日も皆さんにとって良い日でありますように。

ではでは・・

スクラップマスター南

yukimm425@gmailcom




posted by スクラップマスター at 09:25| CO₂削減 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月23日

「夢中になる」こと最近ありますか?


おはようございます。

今日もブログを見て頂きありがとうございます。



大気中の二酸化炭素を吸収して、おなじみの
「飲料」を製造! アイスランドの「最新気候テック」

このような記事が出ていました。

記事全文

オルカは、炭素排除に賛同する8000人のサブスクリプション
登録者と、ストライプ、スイス・リー、アウディ、
マイクロソフトなどの企業から資金を調達し、毎年4000トン
の二酸化炭素を回収する世界初の商業用DACとなった。


〜〜〜〜

日本には二酸化炭素を愛する東大生がいます。

「火星に移住する」という夢を叶(かな)えるために
小学4年で二酸化炭素の研究を始め、高校生のときに
CO2回収装置「ひやっしー」を発明。


彼は「火星移住」を小学生の時に考えた。

すると火星の大気に95%が二酸化炭素だと気づき、
それを何とかすれば「火星移住」が可能だと真剣に研究した。

それから11年、凄いことになっています。

「ただ夢中でやった」ことが、今の時代にマッチした。

これは読むべきですね。

記事全文


〜〜〜〜〜〜

自分に置き換えてみたら、「何に夢中になれるか?」分からない。

でも30才でこの業界に入ってからは、割と仕事自体は面白い。

30年前はただの「くずや」と言われていたが、そのうちに
同級生から「お前は環境ビジネス」やっていていいなあ、と
言われて驚いたことがある。

周りからはそう見えているのだと。


世の中の物は必ず壊れたり、古くて使えなくなったりします。

特に中国が勢いを増してきた時のプラスチック再生や、
徹底的に資源を再生していくのを見た時に「おもしれ〜」と
実際に感じ、感動すらした。
(中国での人の使い方は別として)

鉄から始まり非鉄・プラ・紙・基盤・ゴミと知れば知るほど
興味が湧いてきた。

だから机に座って「部下を管理する」という業務が苦手。

面白いと感じたことは、すぐに知りたくなる性格。


商売の上手い下手は別として、僕はこの業界が好きなのだ。
だからこのブログも続いている。(今更実感)



昨日は大手の方達とZOOMで打ち合わせさせて頂いた。

約5年前に今は現場から抜けた方の紹介で知り合った。

その後、フィリピンのプラ廃材を何とかできないかとの
相談を受け、本社でお会いしてから1年後にスタート。

フィリピンの日系企業から出ている物を、そのまま
マレーシアに送ること。


その後コロナの影響もあり、その事業自体が無くなったが
ずっとメールや電話でやり取りは続いていた。

今回も○○向けの物に対して、サンプルを送ったりしていた。


そこで具体的な話が進み始めたので、改めて担当者を紹介
して頂いたわけ。

こちらがZOOMに慣れていなくて少々手間取ったが
無事に打ち合わせを終えることができた。

スクリーンショット 2021-11-23 090934.png


嬉しかったのは、担当者の方が僕のブログを見ている事。

最初紹介してもらう時も「ブログ見てるからいいね」と、
簡単な紹介で話に入っていけた。


僕の発信している事や、やっていることを彼は知っている。

だから非常にスムーズ(?)に打ち合わせは進んだ。

来月現地にてお会いすることも決まった。


実際今は飲みに行くことも極端に減り、現在の環境問題や
CO2削減、再生エネルギー、そしてリサイクルが面白い。

次々を出てくる新しい考え方や、設備・装置は驚く。

面白い記事やニュースを見ると、皆に紹介したくなる。


早くそのような形で、日本中・海外にも飛んでいきたい。

これは「夢中」と呼んでも良いのでは?と感じてます。



今日は「火男火売神社」の綺麗な参道

火男火売神社.png

今日はあなたの「夢中」を探して見ましょう。


ではでは・・

スクラップマスター南

yukimm425@gmail.com











posted by スクラップマスター at 09:22| CO₂削減 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする