こんにちは。
今日は午後からの投稿になりました。
いやあいい天気ですね。
世界で大変な事が起きているのがウソのように穏やかな日。
天気がいい⇒太陽光発電順調⇒FITで売電⇒卒FIT・・え?
そうか、もう10年経ちましたね。
FITのおさらい。(東電資料より)
FIT制度とは「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」
FIT制度とは、経済産業省が2012年7月に開始した
「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」のことです。
FITという名前は「Feed-in Tariff(フィード・イン・タリフ)」
の頭文字を取っており、日本語に訳すと「固定価格買取制度」
を意味します。海外ではかなり以前から導入されています。
この制度は、再生可能エネルギーからつくられた電気を、
電力会社が“一定価格”で“一定期間”買い取ることを
国が保証する制度です。
FIT制度の対象となる再生可能エネルギーは、太陽光発電、
風力発電、水力発電、地熱発電、バイオマス発電の5つ。
自宅の発電設備としては太陽光発電がほとんどです。

FIT制度が始まった目的とその背景
FIT制度の目的は、再生可能エネルギーの普及です。
FIT法にも「エネルギーの安定的かつ適切な供給の確保
及びエネルギーの供給に係る環境への負荷の低減」と
書かれているように、その背景には、国内における
エネルギー自給率の低さや地球温暖化対策などの
エネルギー問題が関係しています。

2018年の日本のエネルギー自給率は11.8%で、これはOECD
(経済協力開発機構)に加盟する35カ国中34位です。
日本のエネルギー自給率は2010年の時点では20.3%でしたが、
さまざまな要因が重なり大幅に低下しました。
なかでも日本の一次エネルギーの大部分を占める
化石燃料に至っては、中東やオーストラリアなど
海外からの輸入に9割以上頼っています。

再生可能エネルギーの普及を促進することが、
FIT制度の狙いなのです。
FIT制度の仕組み
太陽光発電などの再生可能エネルギーで発電し、
宅内で自家消費されなかった分の余剰電力は、
電線を通じて電力会社に送られ、電力会社は
それを法令で定められた価格・期間で買い取ります。
この買取に要する費用は「再生可能エネルギー発電
促進賦課金」によってまかなわれています。
再生可能エネルギー発電促進賦課金とは、文字通り
再生可能エネルギーを促進するべく、電気を利用する
すべての人から集められたお金です。
私たちの毎月の電気料金に含まれており、1kWhあたりの
単価は毎年決められ、全国一律となっています。
ちなみに、2021年5月分から2022年4月分までの単価は
3.36円/kWhとなっています。

一般家庭の太陽光発電におけるFIT制度
FIT制度の買取期間は、一般家庭に設置されることが多い
容量10kW未満の太陽光発電の場合、10年間です。
つまり、シンプルに「太陽光発電を設置してから10年間、
一定の価格で電気を買い取ってもらえる制度」として
理解すればいいでしょう。
なお、買取価格は年度によって異なり、再生可能エネルギー
の普及に伴って年々下がり続けています。
価格の推移は以下の通りです。


次回に続きます。
今日は晴天の元「諏訪大社 上社 御柱 里曳き」です。
子供から写真が来たので載せます。
後ろには「八ヶ岳」が見えます。



5日に「上社の本宮・前宮」で立ち上げられます。
ではでは・・
スクラップマスター南
yukimm425@gmail.com