2022年05月03日

良い天気です。太陽光パネルも大活躍。


こんにちは。

今日は午後からの投稿になりました。

いやあいい天気ですね。

世界で大変な事が起きているのがウソのように穏やかな日。



天気がいい⇒太陽光発電順調⇒FITで売電⇒卒FIT・・え?

そうか、もう10年経ちましたね。


FITのおさらい。(東電資料より)



FIT制度とは「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」

FIT制度とは、経済産業省が2012年7月に開始した
「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」のことです。
FITという名前は「Feed-in Tariff(フィード・イン・タリフ)」
の頭文字を取っており、日本語に訳すと「固定価格買取制度」
を意味します。海外ではかなり以前から導入されています。

この制度は、再生可能エネルギーからつくられた電気を、
電力会社が“一定価格”で“一定期間”買い取ることを
国が保証する制度です。
FIT制度の対象となる再生可能エネルギーは、太陽光発電、
風力発電、水力発電、地熱発電、バイオマス発電の5つ。
自宅の発電設備としては太陽光発電がほとんどです。

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FIT制度が始まった目的とその背景

FIT制度の目的は、再生可能エネルギーの普及です。
FIT法にも「エネルギーの安定的かつ適切な供給の確保
及びエネルギーの供給に係る環境への負荷の低減」と
書かれているように、その背景には、国内における
エネルギー自給率の低さや地球温暖化対策などの
エネルギー問題が関係しています。

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2018年の日本のエネルギー自給率は11.8%で、これはOECD
(経済協力開発機構)に加盟する35カ国中34位です。
日本のエネルギー自給率は2010年の時点では20.3%でしたが、
さまざまな要因が重なり大幅に低下しました。
なかでも日本の一次エネルギーの大部分を占める
化石燃料に至っては、中東やオーストラリアなど
海外からの輸入に9割以上頼っています。


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再生可能エネルギーの普及を促進することが、
FIT制度の狙いなのです。


FIT制度の仕組み

太陽光発電などの再生可能エネルギーで発電し、
宅内で自家消費されなかった分の余剰電力は、
電線を通じて電力会社に送られ、電力会社は
それを法令で定められた価格・期間で買い取ります。
この買取に要する費用は「再生可能エネルギー発電
促進賦課金」によってまかなわれています。

再生可能エネルギー発電促進賦課金とは、文字通り
再生可能エネルギーを促進するべく、電気を利用する
すべての人から集められたお金です。
私たちの毎月の電気料金に含まれており、1kWhあたりの
単価は毎年決められ、全国一律となっています。
ちなみに、2021年5月分から2022年4月分までの単価は
3.36円/kWhとなっています。

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一般家庭の太陽光発電におけるFIT制度

FIT制度の買取期間は、一般家庭に設置されることが多い
容量10kW未満の太陽光発電の場合、10年間です。
つまり、シンプルに「太陽光発電を設置してから10年間、
一定の価格で電気を買い取ってもらえる制度」として
理解すればいいでしょう。

なお、買取価格は年度によって異なり、再生可能エネルギー
の普及に伴って年々下がり続けています。
価格の推移は以下の通りです。

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FIT2-72.png


次回に続きます。




今日は晴天の元「諏訪大社 上社 御柱 里曳き」です。

子供から写真が来たので載せます。
後ろには「八ヶ岳」が見えます。


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5日に「上社の本宮・前宮」で立ち上げられます。


ではでは・・

スクラップマスター南

yukimm425@gmail.com

posted by スクラップマスター at 16:34| 再エネ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月03日

原発を使うとは言えない・・

スクリーンショット 2021-09-03 090232.png

河野太郎行革担当相が炎上している。

文春オンラインで資源エネルギー庁の幹部を罵倒する
音声データが公開され、話題を呼んでいるのだ。


河野さんと資源エネルギー庁幹部の問答が問題になっている。

でも注目するのはそこではなく、こちらの記事。

〜〜〜〜〜〜〜


 再エネTFが経産省の有識者会議に出した提言は
「再エネ最優先」の原則を打ち出し、
「再エネ36〜38%以上」にしろとか
「住宅用太陽光発電を義務づけろ」
などと提言して、他の委員を驚かせた。

 日本の総発電量に占める再エネ比率は2019年現在で
19.2%だが、そのうち7.7%は水力で、ほとんど増やす
余地がない。

2030年までに増設できるのは太陽光と風力だが、
合計8.4%。再エネを38%以上にするには、これを
8年で30%と3倍以上にしなければならない。

 しかしもう適地がほとんどない。
日本の平地面積あたり再エネ発電量はすでに世界一で、
メガソーラー(大型の太陽光発電所)には、各地で
土砂崩れなどを心配する反対運動が起こっている。


 そこで再エネTFは、環境影響評価などの規制をなくして
再エネ開発を推進しようとしているのだが、いくら
がんばっても8年で3倍にはならない。

このままでは再エネも原発も増えないで石炭火力が減り、
その穴をLNG(液化天然ガス)で埋めるだけだろう。

 2030年までにCO2を46%削減するという国際公約は
達成できず、残る分は海外から排出枠を買ってくるしかない。

結果的には数兆円の国民負担が増え、電気代は上がり、
不安定な再エネが増えると大停電が起こるだろう。

(池田 信夫:経済学者、アゴラ研究所代表取締役所長)

僕も同感です。


不足分はまた中国から買うのでしょうか?

ではでは・・

スクラップマスター南

yukimm425@gmail.com

posted by スクラップマスター at 09:14| 再エネ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年08月27日

これは勉強しないと大変なことになる。「再エネ」

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(勝手に電力2.0より)

「PPA」が、「TCFD」が、「CDP」が大変ですね。

「非化石証書」が、「トラッキング」が、「環境価値」が。


これを理解している人は相当なものです。


多分自宅や会社でソーラーパネルのFITやっていたり、
会社でグリーンエネルギー調達をしている方です。


ソーラーパネル設置の問題があるが、グリーンエネルギー・
再生エネルギーの市場規模は、東北大震災以降の
FITの市場規模をはるかに上回る規模です。

やはり「動脈」の勢いは凄い。

ちょっと真剣に勉強しないといけません。


とりあえず分かる所から説明しようと思う。

まず「非化石証書」について。


これは「電気の産地証明」と同じ。

つまり自分の使う電気が「どこの再生エネルギー」か?
それを追跡(トラッキング)出来る「血統書」のようなもの。

区別が出来ることにより「環境価値」が付与される。

通常は「火力」「水力」「風力」「太陽光」「原子力」の
電気は送電線に送られて、混ざるから区別はできない。

そこで「CO2を出さない再生エネルギー」を使っていると、
いう証明ができると、企業として「ブランド」が上がる。

つまりそこには「環境価値」がある、という考え。


非化石証書には3つの種類があります。

@は「FIT非化石証書」(再生エネ指定)

これは「FIT制度」の物で、太陽光・水力・風力・バイオマス・
地熱などの再生エネルギーに対して。

Aは「非FIT非化石証書」(指定なし)

大型水力などのFITでない再生エネルギー


この@Aは「CO2が出ない」環境価値のある電気。

そして次のBですが、これが曲者。

B「非FIT非化石証書」(指定なし)

「原子力」などの「CO2は出ないが、環境負担が大きいもの」


これらの「非化石証書」は、当然の如く「有料」です。

最低価格は1円/kWhからで、現在は確か1.3円/kWhくらい。


非化石証書の売り上げは、再エネ賦課金に対する負担軽減と
再エネの安定的な普及に役立てられるという建前。

都合よく聞こえますが、Bは原発にお金を払う事と同じです。


今日はここまで・・

知らないとあっという間に置いてきぼりになりそうです。


ではでは・・

スクラップマスター南

yukimm425@gmail.com





posted by スクラップマスター at 09:12| 再エネ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする