2023年11月24日

「PVパネルガラス」本当のリサイクル


こんにちは。

寒さにも慣れてきましたが、今後はさらに寒くなりそうです。

外で仕事をしている方は体調管理をしっかりと。


素晴らしいニュースが入りました。

・太陽光パネル大量廃棄時代へ一手、AGCがカバーガラスの再原料化に成功

AGCは使用済み太陽光パネルのカバーガラス約24トンを、原料カレット(ガラス端材)にリサイクルする実証試験に成功した。

産業廃棄物の削減や天然資源由来原料の節減のほか、原料カレットの利用促進で製造工程における温室効果ガス(GHG)排出量の削減にもつながる。

agc.png

太陽光パネルカバーガラスのリサイクル工程


同実証は10月19―22日に、AGC横浜テクニカルセンター(横浜市鶴見区)の建築用型板ガラス製造窯で実施した。
太陽光パネルのガラス回収には、新菱(北九州市八幡西区)が持つ太陽光パネルリサイクル商業生産ラインの加熱処理技術を用いた。

太陽光パネルの耐用年数は20―30年で、2030年代後半から年間数十万トンの廃棄が予想されている。このうちカバーガラスは全体の重量の約6割を占めており、産業廃棄物として埋め立て処理された場合の環境負荷が懸念されている。

日刊工業新聞 2023年11月21日

※ガラスからガラスにするのが実は難しかった。
これで「ガラス to ガラス」のリサイクルができます。
さすが「AGC」です。


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カジノで100億円以上を溶かした、前大王製紙会長の
井川氏が「トヨタ」の凄さを話している。

これ面白いので紹介します。

・これがTOYOTAの底力です。欧州が仕掛けた卑劣なEV戦略が間もなく崩壊します



またこちらでもPVパネルのことが。

・新品以上の魅力?使用済み太陽光パネル再利用 徳島で実証実験(毎日新聞)



※今日は大阪で夕方から打ち合わせです。
そして今日中には帰らないといけない。
だから打ち合わせ場所は新大阪駅になりました。


今日も笑顔で。

ではでは・・

スクラップマスター南

yukimm425@gmail.com

posted by スクラップマスター at 10:01| リサイクル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年11月23日

東芝が作った「電池」が桁外れらしい


こんにちは。

前回もお伝えしましたが「熱田神宮 宝物館の『玉鋼』」
絶対に見て頂きたいです。




・東芝が作った「EV車用電池」が相当優れているらしい。

トヨタの全個体電池とライバルになると言われている。


そのバッテリーの名前は「SCiB」というもの。

to.png

「スーパー・チャージ・イオン・バッテリー」の
頭文字を取ったもの。

※チタン酸リチウム電池の一種。

従来の電池はマイナス極に「黒鉛」が使われていた。
これはマイナス極に「チタン酸リチウム」が使われている。

黒鉛は可燃性だから、トラブル時に発火や発煙の
可能性がある。

チタン酸リチウムは「セラミック素材」。
発火することはない。

車以外にも使われている。


東芝は2004年には一旦電池開発事業から撤退していた。

しかし2007年には「SCiB」の原型となる電池を完成させている。

その時出来た電池は性能はまだまだだったが、
メリットは「高速充電が可能」な事くらいだった。

現在はバス・電車・電気線などでの実装が優先されているから
公共交通機関が中心。

それは「小型化」が難しいから。

現在は「EV車」の他に「ドローン」や「自立型ロボット」が
使えそうだという。

スマホやタブレットには、まだ使えない。


★「SCiB」の優れた特徴は6つあります。

@充電スピードが高速すぎる。

大容量電池であるにも関わらず、「6分」で充電できる。
そして320kmも走れる。

A電池の寿命が長い。

リチウムイオン電池の寿命は3000〜7000サイクル。
SCiBは7000〜20000サイクル使える。
フル充電のままでも「劣化」しない。

B安全性が非常に高い。

チタン酸リチウムのセラミックだから「ショート」する
リスクが極端に低い。

C「極低温」という寒い環境の中でも使用することができる。

マイナス30℃でも劣化しないという。
極寒のエリアでも問題なく使える。

DSOC(ステート・オブ・チャージ)を幅広く使える。

一般的なEVは、貯電が10〜90%に抑えられている。
これは0%でも100%でも劣化が起こるから。
でも「SCiB」は100%までのSOCでパワーを供給できる。
これにより、積むバッテリーの数を減らすことも可能。

E「高入出力」

電池のパワーが凄いという事。
短時間で大きなパワーを発揮することができる。

従来の「黒鉛」使用の電池に比べて、6倍もの
「高入出力」が可能になった。


でも改良はまだ終わらない。

「チタン酸リチウム」も凄いが、「チタンニオブ系酸化物」を
使うことによって耐久性を向上させている。

「チタンニオブ系酸化物」のマイナス極の特徴は
体積変化が小さく、密度が大きいこと。

つまり「SCiB」の長所をそのまま残しながら、大容量の
エネルギー供給を実現できる。

★ただ、残念なこともあります。

それは電圧が弱いことなど。
でも、appleが作る予定のEV車には「SCiB」が搭載予定。


※夢が拡がる日本の技術です。
「頑張れ東芝」とサザエさんも応援しています。


ではでは・・

スクラップマスター南

yukimm425@gmail.com








posted by スクラップマスター at 04:09| 環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年11月22日

「玉鋼」


こんにちは。

前回のブログで「熱田神宮」の「宝物館」と「草薙館」を
紹介したつもりでした。

つもりでした、というのは、ブログの不具合で
その部分が消えてしまっていた。

だからその部分をもう一度載せます。

atutajingu.jpg

こちらが宝物館と草薙館のパンフレット。

境内の違う場所にあります。


1か所だけだと500円の拝観料。

2か所分だと800円です。


鉄くずを扱っている人達は絶対に「宝物館」に
行った方がいいです。

その理由は「本物の『玉鋼』」が展示してあるから。

tamahagane.png

「砂鉄」から「たたら製法」で作られる、日本刀の材料。

現在「奥出雲」の方でしか見ることができない?のか。


以前テレビで特集を見た時に驚いてブログでも紹介しました。

とにかく7〜10日間、10人近くの男たちがずっと張り付き、
「たたら製法」で、炭と砂鉄をくべながら作ります。

そして出来るのが「玉鋼(たまはがね)」です。

ただ、取り出すまで出来栄えは分からない。

上級なものは炭素が少なくて「白い」輝きがあります。


今回「宝物館」に展示してあった「玉鋼」は上級品です。

思わず「銀が混じっている?」と思うほど綺麗です。


他にも日本刀が沢山ありましたが、僕はこの「玉鋼」に
吸いつけられて、ずっと見ていました。

見れば見るほど「綺麗だなあ」と思えるものです。


また「草薙館」では、本物の「脇差し」「日本刀」が持てます。
(ケースに入れてあり、もって重さを感じるくらいしか動かせない)

またアホみたいに長い刀(3mくらいある)もあります。

kusaangi.jpg

それも重さを感じれるように、持てることも出来ます。

これは絶対に面白いので、名古屋にお越しの節は、
「熱田神宮 宝物館 草薙館」に行きましょう。

※この部分が消えていたので再掲載しました。


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九州大学

・光バイオ触媒で空気と水からアンモニアと水素 同時の合成に成功

肥料の合成やグリーン水素の輸送媒体としてアンモニアが期待されているが、アンモニアの合成時に厳しい反応条件下での合成となり、多くのCO₂の発生を伴う。一方で、バイオ触媒では温和な条件で合成できるが、生成速度が遅い。

当該研究では生体触媒の機能の一部を光触媒と電子伝達系を組み合わせることで、改善し、光バイオ触媒による常温常圧での窒素と水からアンモニアと水素の合成に成功した。

今回の成果は、再生可能エネルギーの普及に貢献し、カーボンニュートラル・エネルギー社会の実現に寄与するとともに、食糧生産に必要不可欠な肥料の価格の低下などに寄与し、持続可能な社会の実現に貢献できる。

※ドンドン進めてもらいたい。


・「サロニア」が使わなくなった家電を次の資源に生かす「サロニア リサイクルボックス プロジェクト」を開始

I-ne(アイエヌイー)が展開するミニマル美容家電ブランド「サロニア(SALONIA)」は使わなくなった家電を次の資源に生かすサーキュラーエコノミー型プロジェクト「サロニア リサイクルボックス プロジェクト(SALONIA RECYCLE BOX PROJECT)」を開始した。

期間限定でオープン中のポップアップ、サロニア デポ三井アウトレットパーク木更津店に回収ボックスを設置し、他社商品を含めた小型家電を回収する。

saronia.png

※あらゆる「小型家電」は日本の中でリサイクルされると思います。


ではでは・・

スクラップマスター南

yukimm425@gmail.com







posted by スクラップマスター at 14:16| 資源 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年11月21日

次のステージに


こんにちは。

昨日は名古屋でお客さんと会ってきた。

今やっていることの経過報告をしてもらった。


設備を導入し色々な人や会社に提案をしていった。

すると準備ができた会社には意外なところから
声がかかったりする。

同業他社ではない。

まったく違う業種だが、リサイクルに興味がある。

でも本業は動脈産業なので「リサイクルのプロ」がいない。

だからカッコいいことを言っても「片手落ち」になる。

そこに「ノウハウ」「設備」「安心なフロー」を持った彼が
「提案」をしたら、見事に食いついてきたと。

その規模が凄い。

一気に話がすすみ始めたようで、ほかの会社もまきこみながら
動き始めたと。

これは「ステージ」が上がった証拠ですね。


僕も前の会社で経験しましたが、必死に色々やったことが、
周りから見ると「可能性の塊」に見えるのだ。

こちらがやったことが「ステージ」を上げたことになっていた。


すると「景色が変わって見える」ようになる。

関わる人達も同業者ではなく、異業種が増えたりする。

つまり「期待される」立場になったということ。


最近荷物が集まらないとか、相場が云々とかではなくて、
やはり荷物が集まるには「理由」があるのです。

3時間弱の話でしたが、上手くいっていて安心しました。


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彼と会うのが午後2時だったので、行きがてら
「熱田神宮」に参拝してきた。

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前回は急いでいたので素通りした「宝物館」と
日本刀などをメインで展示している「草薙館」を観た。

両館とも500円の閲覧料ですが、両方観ると800円でお得。

atutajingu.jpgIMG_0530.jpg

「笙や笛の音」が聞こえたので近寄って行ったら、
ちょうど三々九度の最中だった。

良いものを見させていただきました。

式が終わったら、他で立ち見していた人達からも拍手が起きた。

モチロン私も拍手しました。

末永くお幸せに。


今回はここまで。


ではでは・・

スクラップマスター南

yukimm425@gmailcom





posted by スクラップマスター at 10:21| リサイクル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年11月20日

テレビを処分したいのですが・・・


こんにちは。

いやいや寒くなりましたね。

完全に「冬モード」に移行です。


僕は寒さに弱く、雨にも弱い。
(でも水浴びはする)

だからこの時期に外で働く人たちに頭があがらない。

先日の雨の日、このエリアの可燃ごみの収集日でした。

本当にご苦労様です。


今日のタイトルですが、僕ではありません。

何気なくWEBニュースを見ていたらこれ。

「テレビを処分したいのですが、意外とお金がかかると聞きます。
安い処理方法はありますか?」というもの。

これに対してある会社が答えていました。


どのように教えるのだろうか?と思って記事を見た。


@テレビの処分にはお金がかかる、と。
※家電4品目はリサイクルしなければならないという
法律の紹介をしていた。

「処理費」の他に、収集費・運搬費は別途かかるとも書いてある。


Aテレビを正しく安く処分する方法、として以下の紹介が。

・販売店へ依頼する
・自治体指定の回収業者に依頼する
・指定取引所に持ち込みする
・不用品回収業者に依頼する
・リサイクルショップで買取してもらう
・ネットオークション、フリマアプリで売却する

※自分で言うのもなんですが、この上の「赤文字」のやり方が
一番信用できないと思われます。(笑)


昔家電リサイクル法が出来たときに、聞いたことがある。

「運んでいて滑って落としてしまって、ガラスが割れたテレビ、
それもリサイクルできるのですか?」と。

すると「その場合は『不燃ごみ』で問題ないです」と。

だったらバンバン落とした方がいいけど、普通は数年で
1〜2台あればいい方なのでそのような事だと思う。

今であれば「ブラウン管テレビ」は人気がありますね。
「置物」としてですが。

ともあれ法律は守りましょう。(笑)

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昔イギリスは世界の中心で好き勝手にやっていた。

もちろん酷さはバツグン。

中国をアヘン漬けにしたのもイギリス。


それと同じことを中国がアメリカに行っている。

・中国がアメリカに仕掛ける麻薬戦争がヤバい


※中国産麻薬「フェンタニル」が非常にヤバいです。
調べてみてください。


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そして中国情報。

・とんでもない土壌汚染がバレて壮絶な責任のなすり合いが始まった

・中国各地で抗議、ストライキ勃発

※今まではこのような動画はあまり出回らなかった。
でも「抗議」に関しては「全否定」です。
多分お金も根こそぎ巻き上げられるだろう。



今日は久しぶりに名古屋に行くが、時間がありそうなので
「熱田神宮」に寄って行こうと思います。

atuta.png


ではでは・・

スクラップマスター南

yukimm425@gmail.com





posted by スクラップマスター at 08:33| アメリカ対中国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする